夢の話しって、「船乗りになりたい!」とかそういう夢ではありません。 昨日見た夢。 「きのう、オレは船乗りになりたかったぜ!」って、そういう事ではなくて。 寝て見る夢の話し。 「夢の中で船乗りになりたくてたまらない自分がいたぜ!」 そうかも知れない。 たいした違いはないのかも。

夢のお告げ

う〜ん、夢って不思議。 大人になって(もうずっとずっと昔から大人をやってますが)悲しいのは、子供の頃のような波乱万丈の夢を見なくなってしまった事。 夢自体、あんまり見なくなったような。 そんな事あり? 考えられるのは、
(1) 疲れているのでグッスリ眠って夢を見るヒマもない 
(2) 忘れっぽくなっていて夢すらも憶えていられない 
(3) 子供の頃は起こる全ての出来事が新鮮だったのと同様、夢もいちいち印象深かった。 大人になるといい加減夢のバリエーションも出尽くして、記憶に残るほどのものがない 
(4) 夢はある意味で脳の気分転換なのに、夢をみながら同時にそれを記憶しなきゃいけないんじゃリフレッシュ出来ないよ!と気づいて、記憶するのをサボるようになった 
(5) 誰かがわたしの夢を盗んでいる 
といったところでしょうか。 何にしても楽しい夢が見られるといいんだけど。

夢への希望

だいたい映画やドラマに対する希望と同じですね。 ストーリーがおもしろいこと。 ビジュアルが美しいこと。 そして特に!お気に入りの人が出演すること! 私の夢なんだから、プロデュースさせてよ。 出演者くらい決めさせてほしい。 ストーリーが手におえなくなっちゃうのは我慢するから。 だいたいその時一番気にかけている人がなかなか出てこないのはなぜなんだろう。 意識しすぎなのかしら。 でも寝る直前までやってたゲームの話しがそのまんま夢に出て来たりするのに。 くそお、出て来い。 吾郎。

夢の色

色がついているのかいないのか、人によって違うといいます。 私のはずっと色無しだと思っていましたが、ある日パートカラーである事に気づきました。 大体において、私の夢は光が不足している感じで、昔の露出の悪い8ミリフィルムを見ている様に全体がぼんやりしたグレーの階調で、ディテールがよく見えない。 でもその日私は(夢の中で)洋服やさんにお買物に行って、ハンガーにかかっていたジャケットの色違いが有るかどうか尋ねていました。 その時見ていたジャケットはどう見ても紫だった。 なぜ紫? (私はブルーのが欲しかった。) 色が主題になってくると、見えてくるのかなあ。 今度から夢の中で人と話す時、「この花は何色?」「あなたの目は何色?」と聞いてみれば、どんどん色がついてくるかも。 夢に色がついていなくて困っている人はためしてみましょう。

夢のビジュアル

夢ってそもそも「見てる」のか? 通常目で見ている時は、網膜でとらえた光の刺激が脳の中で画像として処理されて、さらに蓄積された記憶や知識からの無意識のフィードバックでそれらが何であるかを認識し、記憶していくって感じかと思います。 夢を見ているときは脳の中で何が起こってるのかな。 記憶層から断片的な情報が逆流してる? 目で見た情報が最初に脳の中で像を結ぶ、その処理部位がどの程度働いているのでしょう。 もっとちゃんと見えたい!と思う私。 ひょっとして他の人たちはみんな私よりずっとクッキリした夢を見てるのかも。 例えば、目をつぶってボンヤリとある情景を思い起こしていたり、誰かの事を考えている時、どの程度その光景・人物を心に思い浮かべる事が出来ますか。 個人差が大きいんだろうな。 いわゆる「写真的記憶力」の持ち主は、きっと眼前に見ているかのようにはっきりと思い起す事ができるのでしょう。 私の場合、意識して見ようとしているとあんまりはっきりは見えてこない。 でも意識せずに、漠然と脳裏に浮かぶ情景が進行するにまかせていると、いやにくっきり見えてる事があって、以前、頭の中の登場人物が急にこっちを見たので私は思わず目をそらしてしまったのを覚えています。 どうやって目をそらしたのだ、自分? 目を閉じておフトンにはいっていたのに。 さらにその後、自分の気の小ささがおかしくてニタっとかしてたと思う。 なんか、ヤバすぎ。

怒った夢

最近一番怒った夢。 最近といってももう何ヶ月か前ですが、思い出すと今でもムカつく夢をみました。 私はどこかの街角の歩道を歩いています。 どこかから悲鳴と怒鳴り声が聞こえてきて、事件の気配を感じる。 角を曲がって女性が助けを呼びながらこちらへ走ってくる。 すぐ後ろ(1mくらい)を男が追いかけて走っている。 2人は私のそばの地下鉄入り口へ向かっているようだ。 そんなに接近して走っているのは妙だと思いながら見ていると、男の手にピストルがあるのに気づく。 「あ、撃たれちゃうかも」と思ったのが失敗で、撃たれてしまう。 2人はそのまま地下鉄入り口へ駆け込む。 ピストルがこちらを向いてパン!といったのになんともないので、あたらなかったのかな、と思っているがすぐに立っていられなくなってズルズル倒れてしまう。 おなかの辺りを撃たれていて血もでているようだ。 (痛くはない。) 早く病院に連れて行ってもらわないと出血多量で死んでしまう、と思って助けを呼ぼうとするが、声が出せない。 まわりにはちょっと距離をおいて何人か人が通っているが、みなさん全然重大事と思っていなくて、チラっとこちらを見てもそのまま行ってしまう。 「う、撃たれて血が出てるの。助けて」と言おうとするが、かすかにかすれ声が出るだけ。 道の向こうでは庭いじりの途中みたいなおじさんが、何かあったのだろうか?という程度の表情でこちらを見ている。 必死にかすれ声で助けを求めるが、聞こえていないようだ。 救急車を呼んでもらおうと、キュー、キュー、シャッと声を絞り出しながら電話するハンドサイン(親指と小指を顔の横で受話器みたいに構えるマヌケなやつ)。 おじさんは、何のことだろう?という表情で同じジェスチャーを返してよこす。 あ〜もうダメだ〜と思っているうちにあたりは夜になってくる。 さっきまで住宅の横の歩道にいたはずなのに気づくと駐車場らしき一角に倒れている。 そこへ車がはいってきて駐車しようとするが、私の倒れているところがそいつの場所らしく、ゆっくり近づいてきてそのまま車で私をズリっと押しやって車を止める。 押しやられるのってすごく不愉快。 (轢かれたらもっと悲惨だけど。) 私は車から出てきた男を思わず呼びとめた。 「ちょっとあんた、今わたしを車で押しやっただろう」 男は「それが何か?」と悪びれた様子もない。 いつのまにか駐車場の傍の建物(ショールームみたいになっている)の中で談判している。 さっきまで動けなくて声も出せなかったはずなんだけど、結構平気で話している。 「服が黒くてわかりにくいかもしれないけど、血が出てんのよ。ケガしてんの。それを車で押す訳ね。」 「はあー」という感じ。 すると横のドアからなぜか母親が出てくる。 助かった、と思いながら「ママー、救急車よんでー」と甘え声で言っていたら突然重傷っぽく体がガクガクしてきて喘ぎ声になってしまって驚く。 喘いでいたら目がさめた。 起きてからしばらく真剣に怒っていて、なんで誰も助けてくれない訳?と憤ってました。 撃たれたことよりそっちの方が頭きた。 特に車の男!今度会ったら覚えてろよ。


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