2002年世界フィギュアin長野

初めて直に見るフィギュアスケート!アイスダンスのオリジナルダンス(ショートプログラムみたいなもの)と、男子シングルのフリーの日に行ってきた。オリンピックの直後なので、みなさんオリンピックと同じプログラム構成で演技。それはいいんだけど、こんなにオリンピックの金メダリストが集まらない世界選手権も珍しいのでは?結局、各種目を通して長野に来た金メダリストはヤグディンだけ。どうも来なかった人たちはどこか自信が無かったのではと思える。ペアのロシアとカナダは、確かにロシア・ペアの方がミスがあったけど、カナダ・ペアが圧倒的に勝ってた訳でもない。無理矢理2組とも金メダルにされてたけど決着つければいいのに。女子のヒューズも、優勝候補のミス&地元びいきの審判で転がり込んだメダルだというのを認めたようなもんだぞ。というか長野の組織委員会の人たちの営業力が足りない、という噂も。

飛行船会場で見ていると、テレビではわからないスピード感はもちろんだけど、スケーティングの音にもちょっと感動。本番では音楽が大きいのでほとんどわからないけど、練習を見ていると音がはっきり聞こえる。ジャンプの踏みきりのズシャッ!という音が迫力。失敗ジャンプでゴン!とビテイ骨打ってた人もいた。休憩時間には、会場の屋内を飛行船がぐるぐるしていたよ。

アイスダンス・オリジナルのテーマはラテン。(タンゴ、フラメンコなどラテン系の音楽を選び、その雰囲気にあった演技をする。)金メダルのアニシナ・ペーゼラ組は欠場。くそお、あのオリジナルダンス、見たかったよ。ペーゼラがフリーの時はバリー・マニロウみたいな髪をしていてあんまり好きじゃないんだけど、オリジナルではビシっとひっつめのポニーテールにしていてかっこよかったのに。イタリアのペアも不参加。ここの男性の方はジョニー・デップ似で好きなのにい。で、ロシアのペアが順当に1位をkeep。ここの男の人はただのヒゲのおじさんだった。

後半はお待ちかねの男子フリーだ!最近はずっとロシアのヤグディンとプルシェンコで優勝をわけあっていたが、今シーズンはヤグ絶好調、プルどつぼにはまる。すねたプルは「ヤグに勝てないんだったらナガノになんか行かない!」と、欠場。(公式には故障のため。)一緒に行った友達は完全にヤグ応援モード。私もヤグに傾きつつある〜♪ で、練習タイムに写真を撮ってみたけど… うう、なんじゃこりゃ。

(左)左端にヤグがいる

(右)みなさんなんとなく滑ってる…。
手前ヤグ、左は本田くんかな。
(左)ジャンプ体勢にはいるヤグ(じゃないかと思う)。

(右)着地したヤグ。
ぱちぱちぱち

選手の人気が一目でわかるのは、演技後に投げ込まれる花束とぬいぐるみの量。(投げ込み用花束とぬいぐるみは会場内でも売っている。)上位グループになってくると、演技後にファンたちがどどどと階段を駆け降りてリンクにものを投げるので、仮設スタンドみたいな座席がゆれてちょっと恐かったぞ。私たちはものは投げなかった… でも、ヤグぬいぐるみ、作ってくればよかった…。投下物の量でみると、やっぱりヤグが1番。続いて本田くんとアブトかな?本田くんはともかく、アブトってこんなに人気あったのか?貴公子系の路線がプルと近いので、プルのファンが一挙に流れたか?でもアブは可哀想でした。本田くんほど派手に転んだわけじゃないのに、ジャッジを低く抑えられて、本田くんに逆転されてしまった。本田くん、君のメダルは地元だからとれたんだからね。次ぎはどこかの外国で、ヤグとプルが出てる時にメダルをとるように。

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