★6月28日 月曜日 ★


準々決勝ではいちばん面白そうな試合だったのでしっかり起きて見てみたら…
■6/27■16日目■準々決勝第4試合■チェコvsデンマーク■3-0■
チェコってばそりぁずりーよ〜〜〜(泣笑)という展開でした。 死んだフリしておいて後半になったらいきなりコラーの頭でどーん。 それからバロシュが立て続けに2点追加。 律儀にきれいなパスまわしと忠実な追い込みをかけてたデンマークが気づいたら3点ビハインド。 あとはもう一気に疲れが出たのか、とても追いつける気配もなく終了…。 チェコのあの展開は狙ってたのだろうか? 前半は、なんか身体が動かないよ〜ともたもたプレーしてて、あっ コラーの頭で入っちゃった!ので急に元気出てきたようにも見えたけど。 ネドベドがほんとに元気なかったっぽいのが気になるし。 でもこうなったらチェコは決勝まで行ってくれ! それでもう一度オランダとガチンコ勝負をやってくれ。 (そしたらDグループってやっぱり大変だったのね、という事にもなるし。)
準決勝まではさすがに間をとるので、2日ほどのんびりできるだ。 でも怖い本を読んでたらもう2時だー。 寝なくちゃっ。


★6月27日 日曜日 ★


この週末ほとんど外に出ないでごろごろ本を読んだりビデオを見たりしてたので(だからいつものことだっちゅーに)、イスに座ってたりベッドに転がってるのがイヤになってしまった。 それで、今の体勢はパソをベッドに置いて自分は床に正座。 なかなか快適である。 (うそ。 もう足が痺れてきた。)
■6/26■15日目■準々決勝第3試合■スウェーデンvsオランダ■0-0 PK5-4■
スウェーデンは、相手が系統だった攻めをしてくると守り優先のカウンター狙いみたいになっちゃって、期待したような点のとりあいにはなんなかった。 だいたいオランダ優位で進んでくんだけどどっちも点が入らなくて、またしてもPK戦まで行ってしまった。 見る分には、延長にはいってからのが両方のすごい攻めとかあって面白かったかなー。 ポストやバーにも救われてたけど、ナイスセーブもあり。 双方のキーパーが好みだったので、PK戦には困った。 いちいち、止めろ〜!と念じてました。 オランダのファン・デル・サール(神経質っぽい顔つき)、スウェーデンのイサクソン(ぼけっとした顔つき)、どっちもよかったぞ! 少なくともポルトガル−イングランドのPK戦より、よっぽどGKが止められそうな気配があった。 最後は、お話の流れからしても(?)、最近PK戦でいつも泣いてたオランダのファン・デル・サールがスウェーデンのキャプテンのシュートを止めた!という美しい結末でよかったんでないでしょうか。
今夜のチェコ−デンマークはどっちを応援しようか激しく迷ってしまうけど、キーパーで言ったらダントツでデンマークだな。 ネドベドをソーレンセンが止められるか?っていうあたりがキーだろうか。 うむ。


★6月26日 土曜日 ★


グループリーグを終えて、有名国がいくつも姿を消してしまいました。 あとになってユーロ2004を振り返ったら、「あの時はGLでスペインもイタリアも消えちゃったんだよね。」という風に言われるだろうから、そこにこっそり「あとドイツもね」と付け加えれば、そんなに情けなくない感じがする。
このへんの脱落国ではいずれも監督交代になりそうな情勢。 ルディーの去就については、前からユーロでいい成績をあげられなかったら辞めるのでは、と言われてたから別に驚きはないけれど、その後釜に当然のようにヒッツフェルトの名前があがってるのがちょっとイヤ。 ヒッツでもいいんだけど、本人も周囲も当然の成り行きみたいに言ってるのが気に入らない。 この状況を変えたいのなら、もっと意外な人選をしてみせんかい!
そして決勝トーナメント。
■6/24■13日目■準々決勝第1試合■ポルトガルvsイングランド■2-2 PK6-5■
早めに先制したイングランドが序盤こそ優位だったものの、あとはポルトガルが主導権を握ってた時間帯が多かったみたい。 でもイングランドはルーニーがケガで交代したのが痛かった。 ルーニーがいたら、ほんとどうなってたかわかんないと思うぞ。 ベッカムはあんまりいいとこなし。 ポルトガルもフィーゴは特にいいわけでもなくてルイ・コスタもいまひとつ、デコとかヌーノ・ゴメスのがんばりが目を引いたかな。 最後PKは、例によってベッカム、ルイ・コスタという「この人が決められないんじゃしょうがねえ」人がはずして、主催国の意地の勝利。 イングランドはグループリーグの初戦から終始いいんだか悪いんだかの試合をしてきたから、ここまで来れたんでもよかったんでないかのう。
■6/25■14日目■準々決勝第2試合■フランスvsギリシャ■0-1■
ギリシャは応援してたんだけど、それは「フランス相手にいい試合をしてくれ!」という意味であって、勝ってしまえ!という意味ではなかったんですのに〜。 勝ってしまいましたの、こいつら。 ほんとによくやってる。 傑出した選手は特にいないのに、チームとしてしっかり動けば勝てる、というのの見本だわ。 いちばん偉いのは、決してカメになって守らない、という点。 中盤から全員でプレスをかけるというモダンサッカーの常識を、いちばんちゃんとこなしてるのがギリシャでないか? (引いて守らないという点ではドイツもそうなんだけど、なんでこういうゲームが出来なかったのか…。) これを見てるとギリシャはもう1試合くらいしゃきしゃき動けそう。 でも次はチェコ・デンマークの勝者とあたる。 チェコとあたったら、すごい事になるかも。 楽しみ。


★6月24日 木曜日 ★


終った。 いやその。 グループリーグが。
■6/22■11日目■Cグループ第3試合■イタリアvsブルガリア■2-1■ 最後だけ見た。
■6/22■11日目■Cグループ第3試合■デンマークvsスウェーデン■2-2■ 録画見た。
こういうことってあるんだなー。 イタリアは、あんなに長いロスタイムでやっと勝ち越せたくらいなんだから、よその試合のことグダグダ言えた立場じゃないわ。 まあ、選手の側から見たら、必死こいて勝った直後に2-2なんて結果を知ったら、「そんな都合のいい数字、あるわけねー!」とその瞬間は思えたかもしれないけど。 でも後でビデオを見たら納得するんでないかしら。 デンマークvsスウェーデンは結構本気勝負で、終了間際にスウェーデンがおいついたゴールは、あれはソーレンセンでも止められねえ! ソーレンセンはベン・アフレックを2,3発殴ってタフで男らしくした感じに見えます。 関係ないか。 追いつかれたとはいえデンマークっていいチームだな。 次に準々決勝でいきなりチェコと当たっちゃうのはもったいない。 どっちを応援しようかな。
■6/23■12日目■Dグループ第3試合■ドイツvsチェコ■1-2■ 見た…。
■6/23■12日目■Dグループ第3試合■オランダvsラトビア■3-0■ 録画見た。
ちゃんと起きて見始めたんだけど…。 既にこの時わたしは薬物の影響下にあり(お腹が痛かったため)、全然目を開けていられない。 そしたらバラックが先制! 初めて流れの中で決めたゴールだ。 (といっても今大会の2点目なわけだが。) ちょっと目を開けて見始める。 でもなかなか攻めきれない。 そしたらセットプレーから同点にされちゃった。 あーダメだー、寝る。と寝ちゃって、そのまま昏々と眠って(会社はどうした自分?)起きてから続きを見たわけですが… しょぼーん。 後半、あれだけ攻めてるのに決まらないなんて。 ポストもあったし、ゴール前のごちゃごちゃで入ってもよさそなシーンもあったのに。 そうこうするうちにカウンターで逆転されてるし。 あ〜あ。 私が密かに「ドイツ、負けてよし。」なんて汚い心を抱いているのがバレたのだろうか。 そんでもって来季のブンデスの放映がどうなるか決まってないようなので、ドイツにはいい成績をあげてもらわないと困るっていう打算もあったのに。 あ〜、この先はどこを応援すればいいんだよー! チェコかフランスが優勝だ〜い! デンマークとスウェーデンとギリシャもがんばれよー!(←はげしく分裂気味。)


★6月22日 火曜日 ★


こないだから私の夏のサンダルが1コ見つからなくて探していた。 ゲタ箱の上の奥の方に押し込んじゃったんだと思って、でも朝出かける寸前に「あ、サンダル取り出さないと」と思っても台を持ってこないと探せないので、結局探さないで普通の靴をずっとはいていた。 先日やっとマジメに探したら、思っていた場所にない。 靴箱に入れて物置に持ってったっけ?と、あちこち有り得そうなところを見てみたけど見つからない。 うちでは(というか私の身の回りでは)しばしばちょっとしたものが見つからなくなるのですが、こんな小さなおうちの中でどこへ行ってしまうというのだろうか。 母親はあまり私のものに触らないことになってるから、夜中に小人さんが出てきてこっそり隠しているのでない限り、私が自分でどこかに埋めている以外ありえないわけですが…。 それでどうしてもサンダルが見つからないので、もう買っちゃおうかと思って、でも買うときっと出て来るんだよなー。という予感を覚えつつ、今日帰りに買って来た。 靴のダイワで、1850円なり。 そしたら夜遅くなってからピンときてスーツケースを開けてみたら…あった! あまりにも法則通りの自分に哀れを感じつつ、でも1850円で2足なら超お得では?などという間違った計算をしてみたりもしました。

ユーロはグループリーグの佳境に入ってきて、そうしたら益々見られない状況になってきた。 3試合目は双方の結果が影響するので、同時間帯に行われるわけです。 3時45分から。 いちばん見難い時間帯だよ…。 そんなわけで:
■6/20■9日目■Aグループ第3試合■スペインvsポルトガル■0-1■ 見てない…。
■6/20■9日目■Aグループ第3試合■ロシアvsギリシャ■2-1■ 見てな…。
ポルトガルが地元の根性を見せた! ポルトガルとギリシャがグループ勝ち抜け。 どひゃー、スペイン落ちたー。
■6/21■10日目■Bグループ第3試合■クロアチアvsイングランド■2-4■ さっき見た。
■6/21■10日目■Bグループ第3試合■スイスvsフランス■1-3■ 見てな…。
クロアチア、ダメだったか。 イングランドは調子がいいんだかどうなんだかわからないチームだけど、ルーニーは確かにすごいや、見た目きらいだけど。 ベッカムはぱっとしないけど、オーウェン(ルーニーの影に隠れちゃってるけど悪くない)、スコールズ、ルーニーががんがん行けるので、チーム全体はディフェンシブでもちゃんと点がとれてる。 フランスは得点力はもちろんあるけど、案外失点もしているじゃん。 Bからはフランスとイングランドが勝ち上がり。 予想通りでつまんないけど、これで準々決勝でフランスとギリシャがあたることになった。 ギリシャは疲れてそうだけど、もう一働き、すごい試合を見せてくれないかなー。


★6月20日 日曜日 ★


あー ドイツ…。 いや、まだ全然自力の可能性も残ってるんだけど。
■6/19■8日目■Dグループ第2試合(1)■ラトビアvsドイツ■0-0■ ちゃんと見たのにっ。
あー やっぱり1戦目のオランダが出来が悪すぎたんだ…。 もたもたしてるドイツに逆もどり。 とにかく点がとれなーい! ボビっちなんて何やってんだよっ。 前半姿を消してて寝てるのかと思ったら、後半の絶好のクロスに飛び込んでいって… なーい! 届かないと判断したんだろうけど、それでも最後まで足伸ばして飛び込めよ! 他のメンツもいまひとつピリっとしない感じでスコアレスドロー。
■6/19■8日目■Dグループ第2試合(2)■オランダvsチェコ■2-3■ 録画で見てみたら
すっごい面白かった! 2点先制したオランダ、1戦目はなんだったの? オランダ、がんがん行ってました。 でもチェコも負けずにがんがん行ってました。 次第に守備はなおざりになっていって、双方のゴール前に押しかけては、わーわー攻めるという展開。 オランダの攻撃は切れ味鋭いけど、チェコの波状攻撃もパワフルで、ついに逆転してしまった。 やっぱりネドベド凄い…。
これで、チェコが勝ち抜け決定。 ドイツは次で勝ちさえすればいいんだけど、次はチェコな訳である。 1位通過を決めたチェコは主力を何人か休ませると見られるので、ドイツが勝てないはずはないんだけど、今のドイツを見てるとどこが相手でもなかなか点をとれそうに思えない。 日頃控えのチェコ選手が自分をアピールしようと頑張っちゃったら、コロっとやられちゃうかも。 引き分けでも、オランダvsラトビアも引き分けなら、行けるんだけどさ。 やっぱり自力で勝ちましょうね。 一時は、もうドイツなんて負けちまえ!と心の底で暴言を吐いてたけど、こういう状況になってくると慌てて応援してしまうんである。


★6月19日 土曜日 ★


今夜のラトビア戦はだいじょぶだろうか。 こないだは相手のオランダが不出来だったもんで、ドイツの好調がどこまで本物なのか、ちょっと不安。 楽勝しなきゃいけないところだけど、ラトビアのカウンターは要注意っぽい。
■6/18■7日目■Cグループ第2試合(1)■ブルガリアvsデンマーク■0-2■ ちゃんと見たのに。
ブルガリア、元気ない…。 スウェーデンにボロ負けしたのをまだ引きずってるんだろうか? ベルボも元気ない。 ヘアスタイルもアンディ・ガルシアみたいになっててイヤだ。
それにしてもあのスタジアム(っていうかサッカー場)は、あれでいいんでしょうか? こっちのゴール裏は雑草の茂る土手、そっちのゴール裏は石切り場の絶壁。 あれで出来上がりなのか?
■6/18■7日目■Cグループ第2試合(2)■イタリアvsスウェーデン■1-1■ 録画見た。
デルピエロはやっぱり怖いです。 ボボはやや不調? なんとなくイタリアペースで行って、前半終了前にイタリアが先制。 その後スウェーデンも元気がなくなっていって、このままイタリア逃げ切りか?と思ってたら、イタリアが1点を守りきる体制になっていくにつれ、スウェーデンも攻撃をしかけるようになって、ついにセットプレーからのゴール前のごちゃごちゃの中で、イブなんとかが有り得ないような体勢から同点弾! やったーやったー! イタリアはそうやってすぐ守りに入ろうとしちゃダメだよお。 この結果で、もし最終戦でイタリアがブルガリアに勝ち、スウェーデンとデンマークが引き分けたりしたら、3チームが同じ勝ち点で並ぶことになる。 そうすると、グループリーグ全体での得失点じゃなくて、勝ち点で並んだ同士での総得点で決まることになる。 イタリアにはやや不利な展開か?


★6月18日 金曜日 ★


昨日は途中まで書いてたらイングランド戦が始まったので更新できんかった。 やっぱ毎日2試合見るなんて無理だよー! 会社に9時頃までいたとしたら、帰ったら10時近く、ご飯食べて11時頃から録画のを1コ見る。 (お食事中はドラマを見る。) そして日記を更新。 それから1時からの試合を見るとしたら、お風呂に入ってる時間がない。 それで私はすごいテクニックを編み出しました。 1時の試合を録画しつつリアルタイムで見ながらロードワーク(テレビを見ながら室内で走る)、ハーフタイムで切り上げて30分くらいシャワー。 出てきて後半を追っかけ再生1.3倍速で見る。 そうするとちょうど最後の辺で追いつくくらいで見られるぞ! …自分が何をしたいのかわからなくなってきました。
■6/17■6日目■Bグループ第2試合(1)■イングランドvsスイス■3-0■ むりやり見た。
スイスは退場者を出したのが痛かったにゃー。 ルーニーってなに。 18才なんて絶対ウソだー。 こいつがピッチにいるとオーウェンが知的でスマートな青年に見えてくる。
■6/17■6日目■Bグループ第2試合(2)■クロアチアvsフランス■2-2■ さっき見た。
ジダンが… 4日前より頭が一気に進行してる… と思ったら剃ってるのか、あーびっくりした。
昨日の(はずの)日記でいちおうフランスを一番におしてやったのに、いきなり引き分けてるし。 マケレレを戻せ。 ていうかケガなんだっけ。 まあフランスがこの後スイスに負けるとは思えないので、勝ち抜けは間違いないだろうけど。 クロアチアは結構きれいにパスがまわってる。 次でイングランドをやっつけちゃうかも。 がんばれクロアチア!


★6月17日 木曜日 ★


各組一回りしたところで、チームとして機能してて攻撃力もあるところというと、やっぱりフランスが筆頭だろうか。 あとスペイン、スウェーデン、チェコとか。 (スウェーデンは見てないけど、5点もとっちゃうなんて尋常じゃねえ。) でも優勝候補となると全然わかんない。 スウェーデン以外は1点2点とるのにえらい苦労してるし。 フランスが行きそうな気はするけど、前評判がよくて今の調子もまあまあで、そのまま優勝しちゃったらつまんないしなー。
■6/16■5日目■Aグループ第2試合(1)■ギリシャvsスペイン■1-1■ 前半中継で、後半録画で。
カラダ張ってがんばるギリシャ、でもさすがにスペイン相手に息切れしてきたかなー、と前半は思った。 やたらカードは出るし、モリエンテスに得点されてしまった。 つまんないのでゲーム内容よりもイイ男を探せ!方面へ気持ちを切り替える。 スペインはイタリアにつぐイケメン軍団とか言われてるけど、そんなほどでもないと思うけど。 (いかにもラテンな濃い顔は苦手なんだよ…) ラウールは悪くないけど、今ヘアスタイルが半端なので、なんだかモッサリした普通の兄ちゃんみたいだ。 モリエンテスも2枚目の部類なんだけどサラサラヘアーに激しい違和感を覚える。 あんたは角刈りにしときなさい。 スペインで一番2枚目といえばやっぱりGKのいける君につきるな。 いける君は男らしさと甘さを兼ね備えた整った顔立ちで、目元には微かにセンシティブな雰囲気も漂わせ、文句なし。 のはずなんだけど、どうしても私の目はギリシャのキーパーの方に行っちゃうのである。 この人か〜るく40は越えてる感じに見えるんだけど、まさかね。 髪なんか半白だし顔も渋くて渋くてとっても悪人ぽい。 早野さんはジョージ・クルーニーと言ってた。 ジョジクルにも似てるけど(もっと地味で渋くした感じ)、誰だったかもっと似てる俳優がいたと思うんだけど思い出せない…。 マフィアの小ボスとかやってそうな人。
などと思ってたら、後半ギリシャ追いついてるし! がんばれギリシャ!
■6/16■5日目■Aグループ第2試合(2)■ロシアvsポルトガル■0-2■ 見てねえ。
ロシアはこれでグループリーグでの敗退が決まっちゃったみたいだ。 おつかれー。 


★6月16日 水曜日 ★


今朝はちゃんと3時40分に起きた。 なんだかもう意地になってるな自分。 でもやっぱり頭がボーっとしてるわけです。 そんなわけで今回の眠気覚ましはポテトチップの「DEATH RAIN Habanero」。 暴君ハバネロの海外版みたいなやつだよ。 暴君は、最初口にいれるとわりと普通で、だんだん後味が「辛っ」となってくる感じだったけど、DEATH RAINは口に入れた途端に辛い。っていうか痛い。 で後味ももちろん辛い。 何か口に入れてまぎらわそうと思ってまた食べてしまう。 うー 口の中が痛いよう。(涙) DEATH RAINというよりDEATH PAINぽいのであった。 一気食いするとマジでお腹が痛くなってくるので気をつけましょう。
■6/15■4日目■Dグループ第1試合(1)■チェコvsラトビア■2-1■ さっき録画を見たとこ。
うあー、チェコ苦労してる…。 チェコはパスでもドリブルでも放り込みでもゴール前に行けるし、サイドからでも真ん中からでも攻撃できるし、隙あらばミドルシュートをバンバンうってくるし、攻め手のバリエーションではフランスよりもすごいみたいだけど、引いて守られるとやっぱりなかなか決まらない。 あげくにラトビアの超シンプルなカウンターに先制されてる。 後半の波状攻撃でなんとか逆転したけど、ラトビアにも追加点のチャンスはあった。 ドイツにとってはオランダが一番苦手かと思ってたけど、こっちの2チームのがよっぽどやばいぞ…。
■6/15■4日目■Dグループ第1試合(2)■ドイツvsオランダ■1-1■ 早起きして見たぞー!
ドローは予定通りだったんだけど、中身が全然予想と違ってた。 オランダが、全然チームが出来てないみたいなの。 中盤のプレスがゆるゆるなので、ドイツはけっこうきれいにパスをまわせるし、前へ来ても「誰かにつながればラッキー」程度の、狙いのないたてパスを空いてるところに蹴ってくるだけなので、ほいほいドイツボールに出来ちゃう。 とはいえドイツも最後のとこで決め手がないのでなかなか点にならない〜。 とイライラしてたら、フリングスのフリーキックが直接入って先制! その後もドイツ優勢で進んでいって、あら、ひょっとしたら勝てちゃうかも?と思い始めてたら、お馬さんにやられたーっ。 ちっ。 まあ、初戦だし、こんなもんでしょ。 と余裕で言える状況なのさ。 だけど。 うまく機能してるドイツを見てたら、なんだか悔しくなって涙出た。 何が悔しかったのかは秘密だ。 (バレバレかな…。)


★6月15日 火曜日 ★


昨日は、夜1時からのデンマークvsイタリアはちゃんと見て、その後のスウェーデンvsブルガリアを今日録画で見ようと思ってたわけですが… やっぱり昼間結果を見ちゃって… うわあああん! こんな試合見ねーぞー! 寝るっ。
会社でイタリアの試合の話題になった時、大きな大会だけミーハー気分で見る人が、「ワールドカップの時のイタリアでは、確か8番つけてた人が可愛かった♪」と言うので、可愛い8番て誰?と思わず調べたところ、ガットゥーゾ…。 のけぞる関係者一同。 可愛いのかガッツ? こいつでいいのか? としつこく問い詰めたところ、どうやら9番ピッポとの勘違いだったらしい。 な〜んだ。 残念だったな、ガッツ。
観戦成績。
■6/14■3日目■Cグループ第1試合(1)■デンマークvsイタリア■0-0■ ちゃんと見た!
双方のゴール前ではすごいシーンがあったけど、なんか中盤が美しくなかったな。 ちゅーか全体的にボールを奪い合う足元がルーズでドタバタしてんの。 現地はかなり暑かったようでペース配分してたようでもあるけど。 最後の方はお互いに、もう無理するよりはドローでいいや、という雰囲気漂ってたし。
イタリアのアウェイの白ユニはちょっと見にはグンゼの肌着に見えますが、アップになると名前と番号が金文字になっていてゴージャス。 しかも字体が普通のゴシックみたいのではなくてローマンみたいな字体を使っていてちょっとずるいと思いました。
■6/14■3日目■Cグループ第1試合(2)■スウェーデンvsブルガリア■5-0■ 見てな〜い。
とりあえず決勝戦はフランス対スウェーデンと予想しておこう。 (おい。)

これから寝て4時前に起きてドイツvsオランダ戦見るんだい。 ドイツは前評判がとっても悪いですが、ギリシャが勝ったり分の悪そうだったイングランドがギリギリまで勝ちそうだったり優勢のはずのイタリアが勝てなかったりで、ということはダメと言われてるドイツも結構いいとこまで行くのでは?と思ってたのに、スウェーデンがバカ勝ちしたもんだから早くもこの理論は崩れ去ったと言えよう。 でもドイツはチェコには勝つので、今夜の試合はドローでいいんだい。 (いいのかしら。 ていうか負けませんように負けませんように負けませんように。)


★6月14日 月曜日 ★


わ〜いユーロが始まっちゃってるんです〜 バタバタッ 何を駆け回ってるかというと、もう視聴計画が崩壊しつつあるのであった。 なにしろグループリーグの間は、1日2試合×4グループ×3周=12日間ぶっ続けで24試合という日程。 どうやって見るんだよ! しかも日本時間にして夜中の1時と3時45分に試合開始。 ふひゃあ〜。 土曜日からだったので、とりあえず開幕戦はリアルタイムで見て、次の試合は録画を日曜の午後に見たんだけど、2日目のがもうダメ。 朝もお寝坊したのに、もう11時頃には眠くて眠くて眠くて寝ちゃった。 最初の計画では、1時からのはリアルで見て、3時45分のを翌日見ようと思ってたんだけど、もうズレてしまった。 どうしよう…。 しかも2試合めのフランスvsイングランドがムチャクチャ面白かったんですのよ! 結果を見ないようにしてようと思ってたんだけど、会社に行ったら「すごかったっすよ〜!」といきなり言われて、我慢出来ずに詳しく聞いちゃった。 それでもう1個のをとばしてさっき録画を見たとこ。 結果わかっててもやっぱ面白いじゃ〜ん! で、昨日の第1試合、スイスvsクロアチアはいつ見るんだろう…。 (あ、さっき裏録したスマスマはいつ見るんだ?)
ここまでの観戦成績。
■6/12■1日目■Aグループ第1試合(1)■ポルトガルvsギリシャ■1-2■ リアルタイムで見た!
主催国ポルトガルなにやってんにゃ。 クリス・ロナウド君が自作自演で盛り上げるが本気のギリシャにあえなく敗れる。 ギリシャは全員でカラダ張って守ってるんだけど、必ずしもカメになって守ってる訳でもなくて、前目から常にインターセプトを狙ってるので気持ちよい攻撃も出てくる。 ギリシャのレーハーゲル監督は、ドイツの次期代表監督候補として名前があがってくるんでなかろうか。 マテウスよりはいいんでないかなー。 なんにしても、がんばれギリシャ!
■6/12■1日目■Aグループ第1試合(2)■スペインvsロシア■1-0■ 翌日見た。
優勝候補にもあがってるスペイン。 ちゃんと勝ったんだけど、盤石の勝利とは言えない感じ。 ロシアもそれほど全開じゃないみたいなのに、攻めても攻めても決まらないスペイン。 選手交代したらやっと点とれた。 この後もっと調子をあげてくるのかな。
■6/13■2日目■Bグループ第1試合(1)■フランスvsイングランド■2-1■ さっき見た!
うがーっ リアルで見ればよかった! 下馬評ではころっとフランスが勝ちそうだったのに、イングランドがギリギリまで引っ張ってた。 90分では1点もとれなかったフランス。 でもやっぱりジダンすごい。 フランスはこの勝利で調子を上げてしまいそう。 対してイングランドは勝てそうだった試合をロスタイムで落して、この後引きずるかもしれやせん…。 試合終了後、ベッカムをねぎらうジダンの表情にぐっときたぜ!
■6/13■2日目■Bグループ第1試合(2)■スイスvsクロアチア■0-0■ 見てない…
とりあえず、がんばれクロアチア!


★6月11日 金曜日 ★


数日前から会社のはいってるビルの駐車場で、車をどかしてお祭り用関係者コーナーみたいのをつくってた。 何て言ったらよいのだ? 運動会の時に関係者用のテントというか屋根のついたテーブルをつくるでしょ、ああいうののお祭りバージョンみたいな、和風のコーナー。 そしてビルのロビーにはどこから出してきたのか小さなお神輿も置いてあった。 この週末くらいに近辺の小さなお祭りがあるのかな、と思ってた。 今日3時過ぎ頃に、開けてあった窓の下からテンテケテンテン♪ピ〜ヒャラララみたいなのが聞こえてくる。 ちょうど電話してた時だったので、吹かないようにするので精一杯。 あとで外の様子を見に行ったら、向こうの通りを行列して行くお祭り姿の人々が。 お祭り姿といっても、京都の時代祭りみたいな結構正式な装束の人々がお神輿やら正体不明の何やらをかついだり引っぱったり押したりしてる。 さっきから見張ってた人が「馬いましたよ! 本物もいたけど、人間がやってる馬もいた!」 なに、と見てると本物の馬が通った。 「人間がやってる馬」というのは、それを説明してるヤツが日本語の表現力が不自由なヒトなので、ちょっとどういうものかわかりませんでしたが、バカ馬みたいなやつだろうか…。 お祭りの方は、雨で透明なビニールカッパを被って、なんだか元気ない感じで粛々と通り過ぎていきました。 ご近所のしょぼいお祭りにしてはセットがこってんな、と思ってたら、日枝神社の神幸祭という由緒あるお祭りの巡行で、日枝神社から日本橋や銀座を通って、1日かけてぐるっと回っているのだそうな。 ビルの駐車場につくっていたのは単なる給水ポイントだったようなり。
レバークーゼンの方では、スポーツディレクター(だから何をする人よ?)のコーラーさんはやっぱり辞めちゃうかもしれなくて、その後任として名前が噂されてるのがビアホフ! わ〜い、ビアホフ来たら嬉しいなー。 まだ全然正式な話にはなってないようだけど。 辞任したカルムントさんは、まるっきりサッカービジネスから身を引いちゃうわけではなくて、また何ヶ月かしたら何らかの形で復帰するとのこと。 選手では、ずっと移籍するだろうと言われてたバシュトゥルクが、ついにヘルタへ決定してまった。 結局、今季までだった契約を更新せずにそのまま移るだけなので、移籍金とかももらえなくてたださよならするだけ。 あーもったいない…。 


★6月9日 水曜日 ★


日本代表はインドに7-0で勝ってたわけだが。 ワンサイドゲームだったわりには、いまひとつ綺麗に決まらなかったような。 雨で芝も良くなかったかもしんないけど、あの相手だったらもう少しキレイに切り崩して決めてほしかったかなー。 まーいいや。 とにかく1次予選なんだから余裕で通過してくんないとね。
それと、録画してて見てなかったドイツ代表のも見てみて、う〜ん…。 ユーロ出場国はみんな、親善試合をいくつか組んで最後の調整をしてるわけだけど、マズイことになってるとこがちらほら見受けられます。 ドイツの入ってるDグループは、ドイツ、オランダ、チェコと優勝経験国が3つ集まってしまって、「死のグループ」と言われてたけど、実は「死んでるグループ」なんだって…。 チェコは日本に負けた試合では全然強そうじゃなかったけど、その後徐々に調子が上がってるとのこと。 大きな大会ではいつも問題が起こるオランダは、またチーム内でゴタゴタがあるらしい。 親善試合でもベルギーとアイルランドに負けてしまった。 ドイツはルーマニアにベタ負けしたあと、非常に弱めのマルタとわりあい弱めのスイスには勝った。 でも日曜の試合で格下のはずのハンガリーに負けた。 FIFAのランキングだとオランダ>ドイツ>チェコで、選手のポテンシャルではオランダ>ドイツ=チェコくらいに見えるけど、現在のチーム状態はチェコ>オランダ>ドイツかもしんない…。 某掲示板の各国スレッドでは、みんな自分のとこの不調具合を自慢(自嘲)しあってるありさま。 う〜む、どうなるユーロDグループ。 来週15日にはドイツ×オランダだ。 これに負けたらグループ勝ち抜けは難しいだろーな。 心配だけど、いいや、わたしはブルガリアを応援するんだから。 フンだ。
負けちゃったハンガリー戦、ホームなのに0-2でどんなひどい出来だったのかと思ってたけど、そう無茶苦茶にグダグダだったわけでもなかった。 でもチームの約束事が出来てないみたいで、みんなポジションがおかしい。 FWがいい形でボールを持てないとか、DFが危なっかしいとかはわかってたことだけど、中盤にムダな動きが多くて人が重なっちゃったりスペースがつぶれちゃったりなの。 それでごちゃごちゃしてるうちに長いボールを1本入れられてDFが一気に振り切られる。 危ないなー。 フリングスは体がキレてるのかもしれないが、動き回りすぎ。 後半出てきたシュヴァインシュタイガーも、面白いけど動き回りすぎ。 まわりと呼吸があってればいいんだけど、みんなばらばらっぽかっただ。 あと1週間で修正できるのだろうか。 全体のバランスとしても守備を確実にするためにも、3バックに戻した方がいい感じがするのだけど。 
レバークーゼンの方では、カルムントさんがいきなり辞任。 ちょとびっくり。 随分長いことゼネラルマネージャーの職にあったので、以前にもそろそろ辞めるのでは、というのが出てた事はあったけど、ほんとに辞めちゃうのか。 ルシオをあっさりバイエルンに放出して批判されてたのとかも影響してるのかも。 ブンデスリーガの名物マネージャーの1人だっただけに、残念じゃ。 
バイエルンでは、バラックのバルセロナへの移籍は大筋では合意してるらしいが、金額面でバイエルンとバルサそれぞれの出してる数字に大きな開きがあるみたい。 そんでバルサは「じゃあもうちょっと出すからシュナイダーつけろや」とか言ってるらしい。 (ウソかも。) そんでヘーネスが「はいはい、じゃあシュナをおつけしますね」とか言ってるらしい。 (ウソです。) でもバラックが移籍するというと、なぜかシュナも一緒に移籍するんでは?という話が出てくんの。 あほう、シュナはレバークーゼンの選手じゃ!
あと、ハマンがプレミアリーグからバイエルンへ戻ってくるかも、という話も出てるし、フリングスのバイエルンへの移籍もほんとっぽくなってきてるし、これでもしバラックの移籍が無しになって、バラック・フリングス・ハマンと揃っちゃったら、ちょっと許せないな。 ていうか非常に許せん! レバークーゼンも何かイイお買い物をしましょうよ〜(涙)


★6月5日 土曜日 ★


録画してあったイングランドvs日本代表をやっと見た。 稲本…(泣) 前半の前半では全然手が出ない感じの展開だったけど、後半はしっかりボールをキープできてちゃんとパスをまわせてて、互角以上に戦えてた。 というか後半のイングランド、バテたのか手抜きなのか、やる気なくなっちゃったような? 小野のゴール後なんて、前半あんなにスピーディーにつないでたパスも遅いし走るのも遅いし、と思ったら、そこまでは1.3倍速で見てたのを標準に戻して見てたからであった。(爆) 1.3倍というのは、90分の試合を70分くらいで見られるという程度のものではありますが、音声も聞き取れるし、見ていてチラチラして気持ち悪くならないギリギリの速さで、なによりつまらない試合をスピーディーな面白い試合に見せてくれる、という優れものです。 1.3倍で他のためてあった試合も見てしまわなくては。 U21の試合とかも録っちゃってるので案の定ハードディスクに溜め込み状態で、来週にはユーロが始まっちゃうのに、HDDに空き容量がなくなってしまう!という訳で週末はおこもりしてこいつらを片付けます。


★6月3日 木曜日 ★


きのうはおうちへ帰ってから、この後どうなるんだっけ?と思わずご本を探して復習してた。 忘れないうちにメモメモ。
もとのお話の「イリアス」や「オデュセイア」は、ギリシャ神話や伝承やらをもとに叙事詩にしたもので、神様族や伝説の英雄たちがごっちゃになって出てくる。 ごたごたの始まりも☆女神様☆たちが「あたくしが一番美しいんですのよ!」と争ったあたりから。 これを裁くのに、なぜかパリスくんが選ばれた。 アフロディテに「あたくしを指名してくれたら、絶世の美女をゲットさせてあげるわよ〜」と囁かれたパリスは即決でアフロディテを指名。 当時羊飼いの丁稚奉公に出されていたパリスだが、女神様に連れられてスパルタへ飛んで行き、速攻でヘレネーをゲット。 ヘレネーの旦那のメネラオスが激怒して、メネラオスの兄ちゃんアガメムノンを総大将とするギリシャ軍が、パリスの逃げ帰ったトロイアへ進軍することと相成ったのである。 神様族では、美女選びの時にパリスにムシられたヘラとアテナは当然ギリシャを応援、アフロディテとそのヒモの軍神アレスはトロイヤを応援、ヘラの旦那の主神ゼウスはピーター・オトゥールのファンだったので心のうちではトロイヤ贔屓だったが、いろいろいけない事をしててヘラに頭が上がらなかったので、表立ってはトロイヤを応援できない。 家庭内で密かなバトルが繰り広げられていたのであった。
地上でもそうすんなり軍団が整ったわけでもなくて、ギリシャ軍の召集がかかった時、まずオデュセウスは電波な人のフリをして徴兵忌避をしようとしたが見破られしかたなく参戦することに。 そうなると他の人もリクルートしないと気がすまなくなってアキレウスを勧誘に行く。 ここはママが強い家庭で、アキレウスを女装させて戦争にいかせまいとするが、やっぱり見破られちゃって参戦。 この後だらだら何年も戦争が続く。 だんだんだらけてきたのか、アガメムノンとアキレウスが女の子の取り合いをして、へそ曲げたアキレウスが「そんじゃオレはギリシャへ帰るYO!」と宣言。 このへんは映画も忠実な展開になってくる。 アキレウスが戦場に出てこないので、しかたなく親友の(「イリアス」では従弟ではなく年上の親友)パトロクロスがアキレウスの鎧を着て出陣、善戦むなしくヘクトルに倒される。 キレたアキレウスは「やっぱりオレ戦うYO!」と宣言してバーサーカー状態となる。 ヘクトルには開戦の頃からずっと、いずれトロイアは敗れる、自分はアキレウスに倒される、という予感があったが、味方は総崩れで城壁の内に逃げ込んで自分が最後に門の外に残って退却しようかという時、こちらへ迫ってくるアキレウスの姿を見て躊躇してしまうのである。 そのためらいが命取り! 「自分の命令で大勢の者が戦場へ行き命を落した。 ここで自分が逃げ出せるものか! でももし、降伏して全ての富を譲り渡すと言ったら? だめだ、そう言っている間にも彼はおれを殺すだろう」なんて考えてる間にアキレウスがそこまで来ちゃって、そしたらやっぱり走って逃げた。(爆) でももう城壁の中には入れなくて、ずっと逃げてるわけにも行かないので覚悟を決めて戦う事にした。 そしたらやられちゃいました…。 アキレウスが「オレひょっとしてエリックに食われちゃってる? むかつくんでちょっとこいつ引きずっていいっすか?」と人非人ぶりを発揮するのは原作通り。 その夜遅くにロレンス少佐の得意技、砂漠越えをして敵陣にいきなり現れる、というシーンも原作通り。 (オプションでヘルメスのガイドつき。) この後の展開は、映画ではだいぶはしょったり整理しちゃったりしてる。 ご本の方は、「イリアス」はここで終わりで、続きは「オデュセイア」でお楽しみ下さい。 ヘクトルを失ったトロイアだが、そう簡単に敗れ去ったわけではなかった。 アマゾネス軍団も救援にかけつけ、アキレウスがアマゾンの女王をちょっといいな、なんて思ったりもする。 でもトロイア王の娘ポリュクセネが本命で、彼女とでれでれしてるところをパリスに弓でアキレス腱を射抜かれてあっけなくやられちゃう。 パリスは「ヘラクレスの矢」という最強の武器で倒される。 (パリスをやるのにそんな立派なものは必要ないという噂もある。) それからやっと木馬の登場となる。 「木馬の中は暑いわ臭いわ上のヤツは重いわ、もー最悪ー。 トイレっすか? 当然垂れ流しっすね」(木馬の中の人の証言) 一方木馬を見つけたトロイア方の反応では、パリスはもういないので、「こ〜んなもん燃しちまえ!」とおっしゃったのは、石膏デッサン難易度Cのラオコーンであった。 で、そう言ったとたんに海からずるずるヘビみたいのが出てきてラオコーン一家をぐるぐる巻きにしてしまった。 それで木馬は市内に引き入れられ、トロイアの終末となる…。 アガメムノンとメネラオスはぴんぴん生きてて、メネラオスなんかヘレネーとよりを戻して結構幸せに暮らしましたとさ。 アガメムノンは長い事家を空けてたら奥さんが浮気してて、やっとこさ家へ帰ったら奥さんとその愛人に抹殺されてしまった。 その娘のエレクトラはパパ大好き娘だったので、復讐を心に誓った。 かたやオデュセウスはうちへ帰るのに結構苦労してしまう。 その道筋は名作ラジオドラマ「明日は帰ろうオデッセイ」(主演:野沢那智)に詳しい。
あー… 一晩寝かせておいたらなんか随分違ったものになっているような。 こんなお話だったか?


★6月2日 水曜日 ★


今日は会社をおさぼりして「トロイ」を見てきました。 結構いかった! 終わりのほうがあっさりしちゃってる感じはしたけど。 ギリシャ神話関連のお話は好きなので、楽しんで見ました。 出演者は、公開前に三大スター競演とか書いてあるのを見て、ブラッド・ピットとオーランド・ブルームはよいとして、エリック・バナって誰だっけ?と思ったら、「ブラック・ホーク・ダウン」に出てた人じゃん、この人好きだよー! 実際、エリック・バナ扮するヘクトルが一番かっこよかった。 勇猛な武将でありながら、目元には滋味をたたえていて、もー素敵。 オーランドくんのパリスはヘタレっぷりが地みたいでぴったり。 剣をとったら超ヘタレで、夜中に弓を練習してたりするのが笑える。 やっぱりこの人は弓でないと。(笑) ブラピのアキレスは、ちょっと凝ったキャラになっていた。 ただの英雄ではなくて、上官泣かせの問題児系、戦場にあってはバーサーカー状態。 そういう素直じゃないキャラに設定したのは映画に面白さを加えたとは思うけど、ブラピ自体の雰囲気としてはちょっとアキレスというのは違うかな、とも感じたけど。 猫科の敏捷・獰猛な獣のように戦うんだけど、ばったばったと敵をなぎ倒す、というタイプではない。 全軍の意気を高めちゃうようなカリスマ戦士なんだから、もっと筋肉からオーラが漂ってるような人のがいいんだけどなー。 いや、ブラピもすんごい体につくりこんでたんだけど、なんかこの時代の戦士に見えなかったから。 (この時代の戦士を見たことある人はいないわけだが。) あとはピーター・オトゥールですね。 この方まだ生きていらっしゃったんですね。 (何を失礼な。) 名前を聞いてなかった気がしてたので、引退あそばしたかと思っちゃってた。 老いさらばえてたけど、なんだかキレイな爺になっていた…。 そんで目のインパクトは健在! じじいなのに、なんてキレイな青い目。 でも爺ちゃん、神官だかの言葉に惑わされてないで、ちゃんと息子たちの言う事聞いてやれよー。 あんたが大事なとこで2度も判断を誤ったからあんなことになったんだぞー。 (という設定になっている。) このへんの脚本で、トロイ王が第2王子のパリスを溺愛するあまり長男のヘクトルに冷たくあたる、っていう設定になってたらもっと泣けたと思うんですが、どうでしょう。 あ、そうするとますます「王の帰還」になっちゃうか。
とにかく、全体としてはかなりオッケー。 見るんなら映画館で見た方が吉。 そんでなによりもエリック・バナ! エリック・バナ! (しつこい。) 最近こういう一見地味め・渋めの人がマイブームかも。 今日の予告でやってた「キング・アーサー」にはクライブ・オーウェンが出る。 この人もいいぞお! 「ゴスフォード・パーク」で地味〜に魅力を振りまいてた人だ。 キング・アーサー自体はあんまりヒットしそうにないけど。 アーサー王と円卓の騎士のお話は、物語自体はすごく素敵なのに、映画にするとどうも際物っぽくなっちゃうのよね。 魔法使いとか出てきちゃうしな。 でも密かに期待。 予告編ではハリー・ポターの最新作もやっていて、これも見たくなっちゃった。 ハリポタは1作目はいまひとつと思ったけど、だんだん面白くなってきた。 まんまやつらの思惑にはめられてる感じの私である。 (やつらって誰だよ。)


★6月1日 火曜日 ★


誰かがうちのネコを持ってったーーーっ! というのはそんなに正確じゃなくて、うちで数日ご飯を食べてたネコ一家がいなくなった…つーだけなんだけど。 何日か前のある晩、うちの玄関の前でネコ一家がひっそり群れていた。 お母さんらしき猫は警戒してフーッて鳴いてたけど、子猫たちはなかなか器量良し。 玄関の前で鳴かれたんじゃあしょうがあるめえ、という訳でご飯をあげたわけです。 それから何日かミルクとご飯を置いてたら、昼間は何処かへ出かけてるようだけど、そのうちまた戻ってきてご飯を食べてるらしい。 あちこちでご飯をもらってるのかもしれない。 でも夜は何日かうちの庭で過ごしてたようであった。 だがしかし。 雨が降って猫たちの姿が見えなかった日の翌日の午後であった。 (以下、母親の証言。) いつものところに置いてあった猫ご飯のお皿がひどく食べ散らかされていた。 (今までは散らかす事はなかったのに。) そしてお皿はなぜか玄関の段々の奥のほうにおしやられている。 庭の紫陽花の花が一輪折り取られて、ちょっと離れたプランターの上に落ちている。 さらにうちの門扉が開きっ放しになっていた。 (私が開けっ放しにしたのかもしれない。) 事件の気配…。  その後子猫たちの姿を見たものはいないと云う…。 親猫だけは、その後二晩くらいひっそり戻ってきてたようだけど、結局いなくなっちゃった。 どうしたんだろう? ネコ捕りが来たのだろうか? 縄張り争いの果てのことだろうか? 門扉を開けていったのは誰? 私? なんにしても愛らしい子猫たちだったのに残念なことじゃ。 手なずけて写真とろうと思ってたのに。


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