★3月31日 金曜日 ★


LotR「王の帰還」、DVDを持ってるのにテレビでやってたら思わず食いついて視聴。 やっぱり面白いなあ〜。 最初の方で音楽が流れ出すと、もう浸ってしまう。 明日の後編はどうしよう。 明日はお花見に行くのに。 (だからDVDで見ろよ。)

先日「ナルニア国物語」を見てきたんだけど、面白さの質が全然違うというのを今更ながらに感じる。 指輪のトールキンとナルニアのルイス、たまたま作者同士がお友達で同じ頃に発表された作品だということと、異世界を作りこんでその年代記を描いているということで、比べられる事が多い両者ではありますが、萩尾望都とみつはしちかこが違うくらいに違う。 (←ますますわかんないぞ。)
まあとにかく、ナルニアは小さい頃に読んでおくべきだ、ということは言えるでしょう。 おいらは指輪もナルニアも高校〜大学に入った頃に読んだので、ナルニアはさらさらと、指輪は夢中になって読んだのだった。 映像で見ると、その時の感興が同じ具合に甦ってくる。 有体に言うと、映像では作品世界の物理的な広がりがはっきり見えてしまうので、よっぽどその世界に親しんでいる人でなければ、ナルニアってあんまり大きい国じゃないんだね…という印象で終ってしまうのではないかと。 あ、でもナルニア映画版ではタムナスさんがとってもよかった! エドマンドとルーシーもよかった。 ピーターはヒガシに見えてしょうがなかった。 これから映画を見る人、あれは東山紀之じゃないからね。 (と言っておけば絶対ヒガシに見えるはず。)



★3月29日 水曜日 ★


何日か前からgoogleのキャッシュが文字化けしてる。 キャッシュで見るのがクセになってるし、全部が全部バケてるわけでもないので、ついキャッシュを見ちゃうんだけど、3つに1つくらいがバケバケ。 エンコーディングでいろいろ変えてみても直らない。 なにか対処法があがってるかと検索してみたら(そこでもまたキャッシュを見ようとしてはバケバケ画面にぶちあたってキレそうになりながら)、ちょうど1年前にも同じような問題が起きていたらしい。 それで何日かしたら直ってたらしい。 新年度に向けてgoogleの方で何かいじっててヘンな問題が起きているのかしら? はよ直せーっ

こないだやっとダ・ヴィンチ・コードを読んだ。 ハードカバーは買いたくなくて(本棚がいっぱいだし)、でも映画が始まっちゃう前に読んどこうかと思ってて、そしたら文庫本がずらっと平積みで売ってたので早速ゲット。 もう何度か予告編を見てるので、ふむふむこれがトム・ハンクス、これがおそらくポール・ベタ兄だな、などと顔を思い浮かべながら読んでしまう。 それがいいのか悪いのかはともかく、なんだかやたらさらさら読めちゃうぞ。 聖杯の探求とかテンプル騎士団とか、おいしそうなモチーフがたくさん散りばめられてはいるんだけど、薔薇の名前みたいなめくるめく迷宮を期待してたもんだから、ちょっと肩すかし。 素材を度外視してミステリーとして見ても、かなりあっさり風味。 ふーん て感じなり。



★3月27日 月曜日 ★


ぴぎゃーっ いつのまにか桜がいっぱい咲いている…。 (いや別に驚く事じゃないんだけど)
いへね、季節の移り変わりの早さにちょっとしみぢみしちゃったのですよ。 だって2、3日ぼーっとしてたつもりなのに日記もなぜか10日以上あいだがあいているし。 桜の蕾もついこないだまで小さくて固そうなのがつぶつぶ枝についているだけで、こりゃ3月中にはたいして咲かないねーなんて言ってたのに、もう近場の桜の名所(2本だけだが)は8分咲き。 今週末がお花見日和であろうか。

先日ふと「魔の山」という映画を見ていて、自分の時間の過ごし方やばいよ!と毎度おなじみの恐慌にかられた。 魔の山というのはトーマス・マンのゆーめいなアレで、高地療養のサナトリウムを舞台に、停滞した時間の中で精神が退廃していくようなお話なんだけど、わしの場合大都会の真ん中で普通にちゃきちゃき過ごしていてなおかつ自分の時間と心がおそろしく停滞している感じなのがすごい。 (すごくねーよ。 やばいんだって。) とはいえマンの作品だって、舞台こそサナトリウムだけど実際には1次大戦へなだれこんでいく当時の時代精神の荒廃を描いていたのだとすれば、おいらの心のありようだって決して間違っていないといえよう。 なんてテキトーに言ってみる。 今リヒャルト・シュトラウスを聴いているのでなんだか後期ロマン派な自分である。 (←支離滅裂の意。)



★3月15日 水曜日 ★


だらけてたら日記書いてなかった…。 冬眠は終ったようなのですが、寒くなくなると夜中にトイレで目が覚めないのでぐっすり眠れて、気持ちよいのでいつまでも寝ていたい感じなのです。 あと、冬に仕入れたフリースの掛け布団カバーが気持ちよくていつまでもくるまっていたいのです。 ずっと春か秋だといいのになあ。 冬と夏はきらい。

続々と1月スタートの連ドラが終ろうとしている。 今、「神はサイコロをふらない」を見てるんだけど、これ全然話題になってないけど、実は密かに面白い。 キャストも地味だけどうまい人がそろってるし、尾美としのりも出てるし。 尾美としのりは少年の頃は特に好きじゃなかったのに、おじさんぽくなったら俄然ステキになった! 特にイボリン(マンハッタン・ラブストーリー)が好き。 神サイには鶴見辰吾も出てるな。 この人も若い頃はどうも好きになれなかったのに、最近になって好感度がアップしたのであった。
★好感度推移状況★ 尾美としのり:普通→好き! 鶴見辰吾:嫌い→こいつ悪くないね

あと最終回が気になるのはアンフェアくらいかな。 白夜行はほとんど見ててどうなるか気にはなるけど、別に楽しみじゃないや。 今週末頃にはスペシャルドラマ対決で女王の教室(過去編)とつよぽんの出るのとが一部ぶつかるようだけど、どっちを見ればいいのだろう。 おいら出かけるんだったっけか? (遊びに行く計画を話し合いつつまだ決まっていない…) 両方録画しないといけないかも。 HDをあけておかなければ! (←いっぱい録画しまくったものを結局見ないで消してるヤツ…)



★3月2日 木曜日 ★


今月の健康雑誌。(の広告。)

「安心」が快調です。
★幸せになる「ウ○チどっさり下腹スッキリ」ダイエット
★片づけダイエット 実践者の壮絶手記「片づけられない女は腹が出る」
★ぜい肉も頭もスッキリ! 腹筋が割れた キッパリトメさんの「ひざのぞき」
★脳の働きが高まりプチうつが消える「股関節さすり」
など。

「はつらつ元気」は:
★寒天ボールで 宿ベ○ドカ出し速攻ダイエット
★食前キャベツで アッと言う間に出っ腹解消
★杏仁オイルで あなたのイボ取り大作戦
など。

「はつらつ」の方は、言葉のリズムはなかなかよいのですが、全般的に即物的で新味を感じません。
一方の「安心」は、各項目にさりげなくメンヘル系のくすぐり文句を入れているところが高ポイントですね。 「ウ○チどっさり」(直接の効用)→「下腹スッキリ」(結果的な美容上の効用)と、ここまでは普通ですが、その前に「幸せになる」と添えたのがプラス1ポイント。 「片づけられない女は腹が出る」というのも良い表現だと言えるでしょう。 「キッパリトメさん」も気になります。
「壮快」の広告が楽しみです。



★3月1日 水曜日 ★


きのうは室内楽のコンサートにピッと行ってきただ。 ベルリン・バロック・ゾリステンwithアルブレヒト・マイヤー。 バロックゾリステン自体は弦楽器+チェンバロのグループで、コンサートやCDでは管楽器奏者がゲストで加わることが多い。 ベルリンフィル仲間だから、マイヤーさんも常連ゲスト奏者なわけです。
んで、東京オペラシティのコンサートホールにウキウキお出かけ〜♪
まずイントロという感じでバッハの何かのシンフォニアを全員でさらりとこなす。 マイヤーさんは退場し、続いて弦とチェンバロの曲。 バロックゾリステンって、結構ざくざくリズムを刻むイメージだったけど、今日のはなんとなくまったりとしている。 そういう曲なのかなあ。 それからまたマイヤーさんが入ってきてオーボエ・ダモーレ協奏曲。 指揮者がいない協奏曲でソリストが頭のリズムをとるのは普通だけど、それ以外のところでもマイヤーさんは「ここでアタック!アタック!」と指揮者みたいなジェスチャーで、ちょっとウザイ人になってました。(笑) そのおかげかわかんないけどメリハリがついて華やかになってくる。 マイヤーさんはもう、すごい装飾音もつけまくってて、好き勝手やってるっぽかった。 ちょっとワンマンぽい印象も受けたのだけど大丈夫かな? ついでにダモーレで「ぷがー」なんて音も出しちゃってたし。 てなわけで最初の方はちょっとハラハラしましたが、その後のオーボエ協奏曲その他では、さすがに素晴しい美音! そしてなによりあの絶妙のアーティキュレーション! (アーティキュレーションって言っていいのか、息づかいというか歌いまわしというか、そのへんがとにかくステキなわけですよ。) もう、うっとり。 そしてやっぱりかっこいいし! 実演奏者は見栄えも重要だよなあ。 だけどダークグレーのスーツの襟がスタンドカラーになっていて一瞬学ランに見えるのが気になった。 でもサインもらって握手もしてもらったからまあいいや。
あとアンコールの時にゼバスティアン・ヘーシュさん(かな?)が日本語で挨拶をしてたんだけど、マイヤーさんみたいな「さっき丸暗記しちゃいました」風のなんちゃって日本語ではなくて、全然普通にしゃべっている! すごー。 曲目は別の日のプログラムで演奏するヴィヴァルディなどの一部。 ラッキー♪ (練習してんなよ!とも言えるわけだが。)



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