★7月22日 土曜日 ★


きのう買って帰ったご本。
1)「アラブから見た十字軍」 このまえWOWOWで「キングダム・オブ・ヘブン」を見たため。 やっぱりリドリー・スコットはかっこええぞー。 しかし次にあげるブツを単体で買うのが恥ずかしかったため小難しげな本を選んだという事実も否定できない。
2)「映画ハチミツとクローバー写真集」 映画の写真集といっても、小さな横長の版型で絵本見たいな感じだ。 主役5人の若い人たちの雰囲気的なショットが満載である。 しかし私はもちろんそういうのが目当てで買ったのではない。 堺雅人の対談がちょこっと載ってるの! その写真がステキなの! 何日か前に立ち読みして、わー写真いい感じだけどどうしようかなーと数日まよってから、やっぱりゲットだぜ。と本屋さんに行きました。 なんか漫画の原作者さんにやたら気に入られちゃったらしく、映画では脇役なのに、原作の漫画家さんと対談という事になったそうな。 この漫画家さんは、写真では素顔をさらしたくないのか、顔のとこにクマちゃんのイラストをかぶせたり、対談でもクマちゃんの着ぐるみを着込んだりしている。 …気に入らねえ。 (←近親憎悪か?)

堺たんは最近テレビではお目にかかれないんだけど、次のお芝居の宣伝で雑誌にはいっぱい出てるだ。 来月開幕、「噂の男」。 おらは最後の方のチケットをとったので、まだ1ヶ月以上待たないと動く堺たんが見られない。 チケットもなー。 今回は先行関係が全滅で、一般発売にかけたら、10時ほとんどちょうどにつながってびっくり! こんなの初めて。 動揺してたせいか、チケットの受け取りを「ぴあ店頭」にしないで「郵送」を選んでしまった。 何日かして封筒が届いたので、普通に横長の封筒の短辺の方をはさみで切って開けたわけです。 そしたら何もはいってなーい! 封筒の裏面にはご丁寧に「届いたらすぐに確認してね。 なくしたりしても絶対再発行はしないもんね。」とか書いてある。 中味がはいっていなくても再発行してくれないのかしら? すぐに電話して泣いて訴えたらまた送ってくれるかしら? などと不安になりながら何度も封筒の中を覗く。 封筒は窓付きタイプで、私の住所宛名が内側の紙に印字してあるのが窓から見えている。 あれ、この住所の印字してある紙は?と、よく見ると、窓側の内側には紙を貼り付けたような構造になっている。 なんでこんなややこしい事するの?と、さらによく見ると、なにやら二重構造になってるっぽい。 封筒裏面をもう一度確かめると、「ここを開封してね」と長辺の側を切るようにとの注意書きが。 サクサク切ってみると、な〜んと、窓の内側がポケットを貼り付けたような二重構造になっていて、そこにチケットがはいってました! 紛らわしいことするじゃねーか。 チケット自体に住所・宛名が印字されていて宛名用紙を兼ねているんだけど、封筒に比べてチケットが小さすぎるのがいけないんだな。 チケットと別に宛名用の大き目の紙を印字するよりは、封筒を二重構造にした方が効率がいいと判断したのだろうが、郵送用のチケットは定型封筒サイズにしちゃえばいいんじゃん。 もう少しでぴあに泣きながら電話して窓口のお姉さんに笑われるとこだったじゃん。 でもきっとこういうアホな電話はいっぱいかかってるはず。 それはさておき、一般発売でも10時につながったのだからそんなに悪い席じゃないはず。と思ったのに、すっごく後ろの端っこだった…。 くっそー。 その後、ダンス・オブ・ヴァンパイアのチケットもとりました。 これは公演が始まってからのんびりとったので、もういい席は全然なかったけどしょうがない。 山口祐一郎のお歌が聞けるし、楽しみ。



★7月19日 水曜日 ★


雨はうっとおしいけど涼しくなっていいかな〜と思ってたら、昨日の夜は寒くて、今日になったらおなかがゆるくなってて困りました。 長野の方は私のおなかどころじゃない事になってるし、GERIくらいで泣き言いわないようにしなくちゃ。 ていうか月に1、2回は下ってくれないとすぐおなかパンパンになっちゃうから調度いいや。

書くの忘れてたけど、アフラックのアヒルちゃんをもらったの! 忘れてた今頃になって。 会社に営業に来た人が2つ置いていったので、山分けにしました。 わたしは可愛い顔の方をぶんどりました。 でもやっぱり広告やCMに出てた子とはちょっと顔が違う…。 広告にのってた子は、頬がふっくらしてぷりっと可愛らしい顔に見えるんだけど、実物はなんだか面長というか、微かにやつれて見える。 おなかを押すと、よ〜く考えよ〜♪の歌を歌って、最後にアヒル声で社名を3回叫んでました。 そうだ写真を撮ってあげないと。

昨日は格調高く美術館めぐりのことを書いたと思っていたのに、いま見てみたらミーハーなことしか書いてないぢゃねえか。 おっかしいなあ。 1コ思い出した事があるぞ。 美術の課題でレポートを書くのか、メモをとりながら熱心に鑑賞している若い人をルーブル展でも何人か見ましたが、先日「ポンペイの輝き」展というのを見に行った時にも結構若い人たちが来てました。 会場内には、ベスビオ山がもくもく煙を吹き始めてから本格的に噴火しだして周辺のいくつもの街が埋まってしまうまでの2、3日の出来事が、おおまかな年表というか日程表みたいになって貼りだしてあった。 その表の一番上に「79年」と書いてある。 私のそばでその表を見ていた女の子2人連れが、「79年ていつ? 1979年?」 「だから79年だって。 西暦79年」 「そんな昔のお話なんだあ〜」なんて喋ってた。 ていうかお話じゃないし。 ていうか1979年て。 まあこの子達は1979年にはまだ生まれてないからさらっとそういう事いうんだろうな。 考えてみると、自分が子供の頃には2次大戦なんて全然関係ない昔話のような気がしていたけど、終戦から自分の生まれた年までの年数よりはるかに長い年月を既に私は生きてしまっている。 現在地から自分の幼い頃を振りかえるその隔たりより、終戦の時から生まれた時までの隔たりの方が全然短いや。 うわー、時の流れって、なんかイヤ。 



★7月18日 火曜日 ★


3連休があったみたいだけど、なんかよくわかんないうちに終っちゃった。 でも、最近ミュージアムづいていて美術館のハシゴをしてきたのは覚えている。 今回は芸大美術館のルーブル・ギリシャ芸術コレクション〜国立博物館のプライスコレクション(伊藤若冲、他)コース。 マジメに見ると、2館まわっただけで結構つかれます。

ルーブルの方は、いくつか素敵なのが来てましたが、なんといってもボルゲーゼのアレス。 おいらはこの像を「ボルゲーゼのマルス」として認識しておったが、これは石膏像がマルス名義で出回ってるからですね。 石膏デッサンをやってた人は「マルス」で覚えてたはず。 ギリシャ時代に「アレス」という名前だった神様が、その後ローマ時代に別のキャラ「マルス」と一緒くたにされたので、ほぼ「アレス@ギリシャ時代」=「マルス@ローマ時代」ではありますが、実は微妙にキャラが違う。 アレスくんは、主神ゼウスの嫡出子で軍神という立派な毛並みでありながら、ギリシャ神話のお話の中ではかなりヘタレている。 そしてちょっとアホだ。 ローマ時代のマルスになると、もっと人格円満で有徳の人みたいになっていて、バカな事はしない。 つまんない。 ヘタレのアレスくんが好きさ。 それで彫像の方ですが、カタログなどに収録されているボディを正面から見た時の斜め顔もいいのですが、逆側から見た斜め顔や、横顔も素敵。 逆から光線があたっていてもかっこいい。 なぜかうちにいろいろ石膏像があったので、おいらはいろんな局面におけるアレスくんの表情を知ってるのさ、うへへ。(←変態か。) マルス像では、「青年マルス」とか「マルスの首」などの名前で知られている頭像も有名ですが、これは上記のマルスよりもアルカイックというか無表情なつくりだけど、やっぱり光線のあてかたでいろんな表情になって面白い。 他の青年神でアポロンやヘルメスもいるのに、10代の私にはマルス像が一番ステキに思えました。 マルスは軍神なだけあってアポロンやヘルメスよりも顎や口元のラインが力強い線を描いているのですが、そこがかえって、光線の具合や角度によって、傲慢で自信ありげな表情から憂いを帯びた繊細な表情まで、幅広いニュアンスを感じさせる。(と、私には思える。) アポロン像は、わりとどこから見てもアポロンなの。(と、私には思える。) でもマルス像で一番ポイント高いのは兜をかぶってるところかな? メガネをかけてても高ポイントだったかも。

伊藤若冲は、かっこよかったり可愛かったりしました。 



★7月12日 水曜日 ★


なんかジダン問題が大事になってる…。 マテラッツィはいったい何を言ったの? 実は「は〜げ」とか言っただけだったら面白いのに。

あと気になるのは、来週のあいのりで田上くんが何て言い逃れをするかだな。 予告でひさよんと睨みあってるシーンはとってもウソくさかったです。  



★7月10日 月曜日 ★


うー。 とりあえずイタリアおめ。 よくがんばりました。

3位決定戦はちゃんと見たよ。 うぇ〜い快勝! 決勝トーナメントでぱっとしてなかったシュヴァが大活躍。 ユニぬいで即黄紙ゲット。 ドイツではメルテが出てなくてちょっとがっかりだったわい。 メルテくんは大会が始まってから一番伸びた子ではないかしら。 ポルトガルでは、クリス・ロナウドがボール持つたびブーイングで可哀そうな感じもしたけど、全然気にする風でもなくしっかりシミュレーションしていた。 高速ドリブラーでちょっと気の利いた子なら、必然的にシミュレーション上手になっちゃうもんかもしれないが、あんな若いうちからそういう方面で名を売っちゃうと、あとあといいことないぞー。

そして決勝戦。 まだ見てねーよ。 結果はニュースで…と思ってすやすや寝てたら朝7時に国際電話で起こされた。 ベルギー在住の友達が、向こうの夜遅くに電話してきたのであった。 ベルギーといったらフランス語圏やオランダ語圏などがあって、どっちかというとフランス語文化圏というイメージが強い。 友人が住んでるあたりはスペインやポルトガルの人が結構住んでる地域と見られていた。 ところがイタリア優勝が決まったとたん、どこからこんなにイタリア人が?というくらいイタリア万歳な人々がわらわらと沸いて出て、街はすごい騒ぎになってしまったのだと。 電話越しにも危険なくらいにクラクションや叫び声が聞こえてくるの。 ニュースでローマの街の大騒ぎとか放映してたけど、現地にいたら絶対あんなもんじゃない! そういえば、アメリカ大会の時だと思いますが、イタリアが決勝戦を戦ってた時に私はちょうどイタリアに行ってて、ベネチアのホテルでPK戦でイタリアが敗れたのを見ていたのだった。 試合開始前まではサンマルコ広場で花火があがったりして、前夜祭の大騒ぎだった。 これ負けちゃって、暴動とか起きないのかしら?と心配するが、試合の終った直後、街は妙に静かであった。 次の日は、もう現地の人々は何もなかったような普段通りの雰囲気。 ふ〜ん、けっこう静かなのね…と思ってたけど、逆に勝ってたらすごい騒ぎだったわけだ。 遭遇したかった…。
イタリアはどうも私の応援してるとこに立ちはだかってくるのでむかついたけど、カンナヴァロすごいよなー。 ブッフォンもすごいけど、カンナたんのが好き〜! カンナとネスタの区別が出来なかった頃からカンナたんのが好きだった気がする。 意味がわからないぞ自分。
それにしてもジダン。 あー早く寝よう。



★7月5日 水曜日 ★


負けちゃった…。 4時に起きたのに。 眠かったけどミサイルが落ちてきてびっくりして目が覚めた。 北朝鮮いったい何がしたいんだろう…。 試合の方は、後半お互いにバタバタしてきて、でも点が入らず、延長へなだれこみそうな気配を感じると同時にイヤな予感と激しい睡魔に襲われパッタリ寝ました。 2時間弱ほど眠って起きてみたら負けてました。 ああ、わしが弱気になったのが敗因であったろうか。 あとバラックが今ひとつ本調子でなかった事。 ミロくんは最後まで可能性を感じさせた唯一の選手だったんだけどなあ。 それにしてもイタリア強くてむかつく。 トーニはERのルカにちょっと似てるから許す。 あのディフェンスは、タテへ突破しようとしてもすぐつかまっちゃうけど、ペナルティエリア手前の横パスで充分崩す余地があるように見えるんだけど? まあ、そこまでも中々入らせてはもらえないわけですが。 ミロくんは自分でタテへボール持ち込んで、もうちょっとで!というシーンがあった。 3位決定戦で得点して得点王になってくれたらいいなと思います。


★7月1日 土曜日 ★


やったあああああ!!!!!
今大会初めて夜中に一人で叫びました! いやー、はらはらしたなー。 前半はさすがに両チームともがんがんプレスをかけてくるし、特にアルゼンチンはどこでもひょいっとボールを奪いに来るから気を抜けるところがない。 ドイツもかなりキツく行っていて、危険なシーンも散見。 審判の人がちょっとホームに甘めで助かった。 だけどやっぱりどんどん突っ込んで攻めるのが今のドイツだべ。 そういう点ではオドンコールを入れたのはスピード感が出て、よかった。 でもシュナと変えるんでなく、シュナをフリードリッヒのところに移すとかでもよかったのに。
まあそれはおいといて、さすがのミロくんのヘッドで同点に追いつき、一方のアルゼンチンは交代がヘンな具合になっちゃって(クレスポもリケルメも交代させちゃって、だのにサビオラもアイマールたんもメッシも使わないって、どゆこと? なめとんのか?)、次第に延長戦からPK戦へなだれこみそうな予感がしてくる。 そうなったらドイツ有利でしょ。という思いと、PKになったらレーマンですよ? レーマンってアレですよ?という不安とが交錯してくるわけです。 なにしろレーマンって、(神)になるか(笑)になるのか予断を許さない人だから。 しかもPKの始まる前にカーンがレーマンのところに行って何やら語りかけているし! 2人で手をがしっと握りあって、なんかレーマンがじーんとしたような顔してるし! ダメじゃん動揺させたら! なんて心配しまくってたんだけど、今回のレーマンは神でした。(笑)
今後はどうなるのだろう。 ここを切り抜ければ次は相手がイタリアでもウクライナでも行ける!と決めてたけど、思ってたよりも消耗戦になってしまった。 バラックとミロくんが傷んでしまったし、シュヴァも精彩に欠けてた。 まあミロさえ出られればなんとかなるっしょ。



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