★8月28日 月曜日 ★


忘れないうちに、堺たんの出てたお芝居のこと書いとかなくちゃ!
「噂の男」atパルコ劇場。 以下、思い切りネタバレあり。
惹句には「いやーな男たちのいやーなお話」とありました。 見てみたら、ほんとにイヤ〜なお話w。
お笑い芸人の世界を舞台にしたお話なのですが、主要5人のイヤさ具合を見ると:
1)問答無用のいじめっ子、キレると人をボコるかも。 その後アル中になりボケるがキレると人を殺すかも。
2)一見かっこよくて優しい人。裏では画策して相棒を裏切ったり小動物を虐待したりしてる。
3)HOMOでいじめられっ子。いじめっ子に殺意を抱く。出世した後は立場を利用し若手芸人に肉体関係を迫る。
4)一見すると能天気なだけの部外者。実は深い恨みを抱き、カタキと二人っきりになると豹変し超暴力的に。
5)売れてる若手芸人、先輩をアゴで使い彼女を寝取る。でも支配人に迫られると保身を計算して応じてしまう。
(イヤ程度の強い順に書いてみました)
列挙してみるとやっぱりイヤなやつばっかりだけど、(5)あたりはこういう世界では普通な方かも?

で、堺たんがどれをやったかというと…(3)なのである! もお、いろいろ心臓に悪いシーンがございましたの。 ある程度はネタバレを読んじゃってたので覚悟して行ったけど。 お話は現代と12年前を行ったり来たりするつくりで、堺たんは12年前は売れてるお笑いコンビ付きの新人マネージャー、現代では劇場支配人となってダークスーツ姿。 それでマネージャー時代は担当してる芸人さんにムチャクチャいじめられるのです。 ほんとに中高生みたいないじめで、ポロシャツをまくりあげて頭にかぶせられ、ズボンも下ろされてパンツいっちょ!なんてシーンがありまして、ここのとこでは席が後ろでよかった…なんて思っちゃったい。 目のやり場に困るってほんと。 現代の方では、やけに冷たい語り口の冷静な支配人となってるんだけど、若手芸人(男)とのキスシーンあり! きゃー! もっと前の席だったらよかったのに!
落ち着け自分、お芝居全体の感想はどうなんだ。 えーと、すごく刺激的で2時間半休憩無しでも飽きさせない面白い舞台でありました。 刺激的なのは演出&脚本潤色のケラのお手並み、面白くて見応え充分と感じさせるのは役者さんたちのお手柄。 橋本じゅんなんてすごいって! だけどすごくいい出来のお話とは言えないかな。 特に終りの方の展開はありきたりな感じもする。 イヤな感じの刺激を与えられ続けると慣れちゃって普通になってしまうし。 もすこし変則的な展開があったらいいな、なんて贅沢なことも思いました。
だけどDVD出たら絶対買う!

キャストは:
1)橋本じゅん
2)橋本さとし
3)堺雅人
4)八嶋智人
5)山内圭哉
みんなすごいよ!



★8月27日 日曜日 ★


ふにゃー。 なんか仕事の方がむちゃくちゃ忙しくて、週末は決まった行事がある時以外はばったり寝込んでいたら、
1)お兄ちゃんのところに第2子が生まれてた、ポコっと。
2)堺たんの出てるお芝居見てきたどー!

兄のところは男の子だったので私の甥である。 上が女の子なので姉弟の組合せとなった。 自分自身は兄妹の組合せで育ったのでよくわかんないけど、どういう組合せがいいかなあ? 同性同士だと比べられちゃってイヤかなあ、なんて小さい頃は思ってたけど、女同士ならお洋服の貸し借りしたりお買い物に一緒に行ったりできて面白そう、って姉妹のいる友達の話を聞いてからは思いました。 友達のところを見ると、姉弟のところはテキトーにいじめたりパシリにしたりしてるヤツもいたけど、弟を溺愛してるコも多かった。 兄妹のところは、すごく優しいお兄ちゃんのところとそうでもないお兄ちゃんのところがありました。
ところで、通常小さなうちはどの組合せでも上の子が下の子をいじめるわけです。 (上の子的にはただ構ったり遊んだりしてるつもりだが、下の子的にはいじめられてる事になる。) うちでも小さな頃にはいろいろやられた。 といっても、ぼこぼこ枕でぶったりこづいたりと、芸のないいじめが多かったのですが。 一方、上の子が下の子を使って「実験」をする場合がありまして、あとで考えるとアレっていじめか?と思うのである。 よく覚えているのは、「紙を食べてみる」というものです。 幼稚園くらいの頃だったろうか? 「紙は木からできていて、つまり植物だ。 ということは食べられる。 おまえ食ってみ。」と言われて、非常に物分りのいい子であった私は「なるほど。」と思い素直にちり紙を食べてみました。 ちり紙を食べようとして困るのは、まず噛めないことですね。 噛んでも口の中でわちゃわちゃするだけで、よけい口の中にくっつく。 味もしないので塩をふった。 最後は水で飲み込んだ。 他に「人間はどれだけ水を飲めるか」なんていうのもやりました。 某知り合い(姉弟)のところではもっと鬼畜な事をやっていて、ママレモンをスプーンにためて「ほ〜らポタージュスープだよ〜」と小さい弟に飲ませようとしたとか。 お母さんが気づいて事なきを得たそうだ。 あんたそりゃ犯罪よ。 兄のところの幼い姉弟の幸多き将来を祈ります。 (おい、この文脈で。)
あー、お芝居の話はまた後だー。



★8月20日 日曜日 ★


昨日の試合の前に更新しようと思ってたのにコロっと忘れてました。 それまでリーグ1位だったのに! (第1節で勝ったチームの中で得失点などが1番よかったチームの一つだっただけ。) でもでもラメロウが得点してたの! 今季のチーム初得点だぞ。 他にロルフェスやカストロも点を取ってていい感じだったようなのだ。
昨日の第2節ではブレーメンとあたって、放送があった。 …2-1で惜敗。 ブレーメンはバイエルンに次ぐ優勝候補の一つだし、相手のホームだからしゃあないか…。 だけど結構押してるシーンとかいっぱいあって、勝てる可能性がなかったわけじゃないのにい。 ラメもまあ普通によくやってました。 若手新加入のキースリングがまだ周囲とあっていない感じなので、このへんがあってきたら結構いい順位が狙えるかも。 踏んばれよ。



★8月15日 火曜日 ★


なんか昨日は停電(東京近辺広域)はするわ水漏れ(おうちの裏)はするわで大変だった。 停電は、うちのあたりは30分くらい止まってたみたい。 ちょうど起きなきゃいけないころ、外で近所の人々が声高に話す声で目が覚めた。 (私の部屋は道路に近いので、ヘタすると家の中の音より外の声の方がよく聞こえる。) 「あそこの信号消えてるよ」「あっちのはついてるって」などと言っている。 そしたら母親が「停電だって〜」って言いにきた。 こんなにしっかり停電するのって久しぶりだから、薄暗い洗面所で顔を洗いながらなんとなく新鮮な気分。 家を出なきゃいけない頃には電気は復旧したけど、駅に行っても電車止まってたらイヤだからおうちで待機してた方がいいかしら、と期待してたのに、いきなり「田園都市線は運転を再開しました」ってニュースで言われてしまったので、しかたなくお出かけしました。 たまにこういう事があった時くらい、しっかり止まっちゃえばいいのに。 気が利かないったらありゃしねえ。


★8月11日 金曜日 ★


うあ〜いブンデスリーガのJスポーツでの放送、今季も決定! ぱちぱちぱち

そしたら今日もう1コいいニュースが。
堺雅人10月からのDr.コトー新シーズンに出演! ぱちぱちぱち
フジのHPにお写真も載っている。 白衣にメガネだぞ、ひゃっほう!
吉岡くんのコトーの同窓生のお医者さん役なのだそうだ。 ライバル関係なのだろうか。 原作読んでないからどんな役かわかんなくてぐぐってたら、なんかすっご〜くイヤなヤツらしい。 ひゃっほう!
あとはどれくらい出番があるかだなあ。 コトーのいる島の人じゃなくて、東京の病院勤務みたいなので、そんなには出てこないのかしら? いっぱい出てきますよーに。
今日から舞台の「噂の男」も始まっているので、出来はどんなものかと検索してたら、某マイナー掲示板でいきなりネタバレ読んじゃったバカバカバカ。 (堺たんファン的には楽しみな設定ではあるんだけど。)



★8月8日 火曜日 ★


見たもの。
ゲド戦記。
うーむ。 顔はジブリなのに、あとは手抜き、みたいな。 アニメなのに躍動感がないの。 お話も、原作の途中のへんをいきなり持ってきてもわかんないし。 1話から誰かつくりなおしてくれんかのう。
ダンス・オブ・ヴァンパイア。
結構楽しいぞ〜。 そして市村正親はとにかくうまいし山口祐一郎の呆れるくらいの声量ってば。 ただ肝心の音楽が、おいらにはあんまり親しめませんでした。 吸血鬼ものだから、オペラ座の怪人みたいなゴシックでエモーショナルなメロディーが聴けるのかと期待してたのに、あんまりそういうのはなくて、キレイなバラードとうるさいロックの2パターンしかなかった。 フィナーレの能天気に盛り上がるのなんかはよかったけど。 アンドリュー・ロイド・ウェバー偉大なり、と改めて認識したのでありました。

遅々として進まない「アラブから見た十字軍」ですが、今11世紀終り頃から12世紀に差し掛かったあたりなんだけど、もうスンニ派とシーア派が対立している。 なんかこの頃のイスラム世界って、とにかくチャンスがあれば(なくても)近隣の町や城塞都市を攻め取って領土を増やすのを当然のことと思ってるセルジュク・トルコの人々とか、宗派の対立や家督争いで身内同士でいがみ合ってて、嫌いなヤツを外敵が攻めてくれれば調度いいや、くらいに思ってるお偉いさんとかが多くて、フランク軍がどんだけ徹底的にこの地を押さえてやろうと決意してるかをほとんど重大視してなかった。 帝国的な野望と才能を持ってる人っていなかったのかしら? それと、「キングダム・オブ・ヘブン」の時代に到達するまで私は読み通せるのかしら?



★8月1日 火曜日 ★


うひー、8月ですわよ貴方たち。
今季はテレビで面白いのがないなー。 (夏休みの話とかないのか自分。) さっき見てた「結婚できない男」が唯一面白い。 でもこれ阿部ちゃんだからイイのであって、現実こんな男がいたら嫌われまくって終りだよな。 他は、チャングムはずっと続けて見てるのと、ケーブルでLOST第2シーズンを見てるくらい。 LOSTは、第1シーズンは集中再放送で一度に3話づつくらい見てたから面白かったけど、第2シーズンを毎週1話づつ見てると結構タルイのであった。 我慢して2、3話録りためてからまとめ見した方がいいかもしれぬ。

ご本では、「アラブから見た十字軍」がちっとも先へ進まねえ。 (帰りの電車の中でしか読んでないし。) この頃(11世紀頃)の国と民族と文化の名称と関係が全然わかんないの。 いつも帰ってきてから歴史地図っていうのを見てるんだけど。 この頃の「アラブ」って、どこor誰を指してるの? サラセン人って誰? ペルシャはどこ行った? シリアとか現イランのへんの人たちはアラブ人って言っていいの? ご本の中ではすぐに「全アラブは」なんて表現が出てくるんだけど、お話的には今のところ現在のトルコ・シリアのへんの出来事ばっかりだ。 
現トルコのへんは、ちょっと前まではビザンツ帝国(主にギリシャ系の人による帝国)の一部で、キリスト教国でしたが、11世紀後半にはセルジュク・トルコ民族に抑えられて、イスラム系の領土となりました。 それからビザンツ帝国側の雇ったフランク王国のゲルマン民族を主とする傭兵部隊が来たりして小競り合いはあったのですが、1096年、やたら大規模なフランク軍がコンスタンティノープルからトルコ側へ渡ってきました。 トルコ&アラブの皆さん大ピンチ! 最初は、セルジュク・トルコにとられた領土をビザンツ帝国が取り返しに来たのかな、なんてイスラムの人たちはいまいち真剣に考えてませんでしたが、どうもそれだけでは済まなそう。 軍勢はニケーア、アンティオキアを陥落して、ダマスカスへ迫る勢い。 エルサレムも射程にはいりました。 大変です。 これが後の歴史では「第1回十字軍」なんて立派な名で呼ばれることになるなんてイスラムの皆さんは知る由もありませんでした。 続く。



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