旧東独のホルンのメーカー「Hans Hoyer」。
明るく柔らかい音色を持ち、
コストパフォーマンスに優れた優秀な楽器として多くのユーザーの支持を得ています。
ハンスホイヤーは有名で使用者も多いブランドですが、その詳細を知る人は多くないようです。一説によれば、かつてハンスホイヤーは東独で独立した企業であったものが、1989〜1990年に渡って行われた東西ドイツに伴って、西側資本を受け入れて近代化を図り、現在に至るといわれています。
現在、ハンスホイヤーは「Vogtlandische Musikinstrumentenfabrik GmbH(フォクトランド楽器製造社?)」を構成する1社(または1ブランド?)であり、その「フォクトランドなんちゃら」が「JA Musik GmbH(JAグループ)」に法人名を変更したように見えます。持ち株会社みたいなもんなんでしょうか?それとも一社が複数のブランドを吸収合併しているのでしょうか。
かつて、東西統合前に製造されたハンスホイヤーのホルンは、High-D♭〜High-Dが全く当たらないことが特徴とされていました。ただし、それらの中でも100本に1本程度の割合で音程が完璧なものがあり、傑作に値するようなクオリティが非常に高いものが存在していたといいます。
東西ドイツ統合と同時にハンスホイヤーの設備は近代化され、品質も平均的に一定水準をクリアするようになったようですが、一方で前述したような「傑作品」が生まれにくくなったとする人もいます。なお、私が所有する4801系統のクルスペ・タイプのモデルは東西統合後に開発されたものであるということです。
ハンスホイヤーのメインのモデルはガイヤー巻きのモデルです。価格も安く、ユーザーは非常に多いとみられます。しかし前述したように、東西ドイツ統合後はクルスペタイプのモデルをラインナップに加え、現在では非常に幅広くラインナップしています。
モデル「4801」は、F/B切替ロータリーが楽器上部にあるクルスペタイプです。私の4801は約15年前に製造されたという中古品で、2005年12月末に購入しました。
「フィッシュバッハ」というモデルで、シュターツカペレ・ドレスデンの方がスペア楽器として使っていたものです。
■概要■
裏側から。ウォーターキーは取り外し、穴を埋めてあります。「押しF」だったのを「押しB」に変えました。
マウスパイプが長いものに交換されており、チューニング管をほとんど抜かない状態で使用してもチューニングは高くなりません。
また、ウォーターキーは埋められており、マウスパイプには余計な穴が無い状態になっています。
さらに、ドレスデンでは「押しF」で使用されていたようですが、私は「押しB」に変更しました。
特筆すべきは息を吹き込んだ時のレスポンスで、音の立ち上がりが非常にクリアです。都内某所の職人さん曰く「この楽器は全てのハンスホイヤーの見本だね」とのこと。
金属は非常に分厚く、トリプル!?と一瞬思うほどに重いです。
最近の楽器は金属が薄くなっていますが、これは相当に分厚く作られています。アマチュアの私には少ししんどいですが…。 巻きが現行の4801よりもひと回り大きいです。
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ツインロータリーのモデルです。miwaさんから頂きました。「軽やかな音色」とのことです。ううむ、一体どういう仕組みになっているんだろう…。
ホルンの森を見てくださったdesutoさんより投稿して頂きました。
2007年4月中旬、ネロ楽器にて購入とのこと。新品ですね!
イエローブラス ラッカー仕上げ
ロータリーとレバーの接続:ボールジョイント式
シャンク:アメリカンタイプ
クルスペタイプ(ただしB♭管の抜差は無し)
ラージスロートベル
ウォーターキー無し
以下desutoさんよりコメント。
F管とB♭管で少し音程に差がある感じがしましたが、以前使用していたYHR-664(ヤマハ)による癖や、当方の技術的な問題もあると思うので、何とも言えません…。この辺は慣れだと思うのでこれからの課題です。
F管とB♭管間の音の切り替えはかなりスムーズに感じました。 何より、濃厚で暖か味のある音色が魅力的に感じ、改めて良い買い物をしたと満足しております。
楽器を買うにあたって、様々な楽器店で様々な楽器を試してみましたが、自分の理想やコストを考えて、これがベストでした。正直、もっと世間に注目されても良いんじゃないかなと思います…。
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