ホルンのケース
〜大切な楽器をダメージから守りましょう〜
2006年1月開設(最終更新:2006.7.23)

ホルンを持ち運ぶにはケースが必要です。ケースといっても、
大きく頑丈な「ハードケース」、コンパクトな「セミハードケース」、軽量な「ソフトケース」があります。
用途に合わせたケースを使わないと、楽器に思わぬダメージを与えてしまうこともありますから、注意が必要です。
楽器のサイズに合っていないケースに入れておくと、楽器がどんどん歪んでいってしまうことだってあります。
自分の楽器に合った、正しいケースを使って大切に楽器を扱いましょう。

【お知らせ】
ケースの情報を募集しています。
「外観」「ホルンを入れた状態」の写真を、それぞれ300×400以上のサイズ(解像度72だと嬉しいです)で撮影し、
大きさや重量、使い勝手などの感想を添えて頂けますと幸いです。
あて先はこちらまで。お待ちしております。
■ケースの種類
 ホルンは他の楽器と異なり
  ・ワンピース(ボディとベルが一体型)
  ・ベルカット(デタッチャブル・ベル。ボディとベルが分離できる)

という区別があります。
 ベルカットのモデルはワンピースのモデルのケースに入りますが、逆は不可能です。ただし、ベルカットのモデルの最大のメリットは、収納がコンパクトで持ち運びしやすいことなので、ワンピースのモデル用のケースに入れていたのでは、本末転倒といえるかもしれません。

 また、ベルの着脱の可否とは別に、ケースの構造によって
  ・角ばっていて頑丈な「ハード・ケース」
  ・軽量・コンパクトな「セミハード・ケース」
  ・柔らかく軽量な「ソフト・ケース」

に区別されます。
 それぞれにメリットがある訳ですが、デメリットもあります。特に注意したいのがソフトケースで、混雑した車内などでちょっとぶつけただけで凹みが出来てしまったり、最悪の場合は楽器そのものが大きく歪んでしまうこともあります。常に車で移動というのでなければ、私はあまりソフトケースの使用はオススメしません。車で運ぶときだって、ケースを出し入れ時にぶつけてしまうことだってありますからね。

ワンピース・モデル用 ベルカット・モデル用
ハード
ケース
形状:ホルンの形
大きさ:大きい。凹凸があり、かさばる。
重量:とても重い。
その他:―
メリット:頑丈。安心。
デメリット:重い。
形状:直方体。
大きさ:大きい。
重量:とてもとても重い。
その他:―
メリット:頑丈。安心。出し入れが簡単。
デメリット:重い…。
セミハード
ケース
形状:ホルンの形
大きさ:大きい。凹凸があり、かさばる。
重量:重め。
その他:実はハードと変わらないんじゃ…。
メリット:持ちやすい(重要)。
デメリット:ちょっと重い。ハードより重いことも…。
形状:。おにぎり形。
大きさ:小型〜中型。比較的コンパクト
重量:比較的軽量。
その他:小道具の収納に優れるものが多い。
メリット:軽い。丈夫。種類が多い。
デメリット:特になし。
ソフト
ケース
形状:ホルンの形
大きさ:大きい。凹凸があり、かさばる。
重量:軽い。
その他:身体より心が疲れる。
メリット:軽い。
デメリット:マウスパイプとベルが危険危険!
形状:おにぎり形。
大きさ:小型。
重量:非常に軽い。
その他:
メリット:軽い。安い。
デメリット:何かあったら一瞬でオジャン。

■タイトル
 ああああ
■ケースのメーカー
※使用している画像はケース所有者に了承を得ているものです。yahoo!オークション詐欺などへの無断転載防止のために、画像には気休め程度とは思いますが、当サイトのURLを入れてあります。
Marcus Bonna(MB)
 ブラジルのホルン奏者のメーカーが作るセミハード・ケース。世界のプロ奏者を始め多くのアマチュアも使っているといいます。MB-1というモデルが、ギャラックスのウルトラケースのコピー基になっている製品です。サイズはそれぞれS、M、Lとあり、国内に定期的に入荷していくるのはMサイズだけです。他のサイズは受注生産となっており、納期は半年程度とのことです。


■model MB-1(定価:\72,450)
 ギャラックスのウルトラケースのコピー元となったケースです。意外とユーザー数が多くないように思います。

 材質:カーボン
 大きさ:小型。ギャラックスより少し大きめ。
 重量:計測中。
 持ち運び:リュック形式、手提げ、ショルダー(肩掛け)。
 使い勝手:コンパクトかつ強度も十分で、使いやすいケースです。写真のケースは1世代前のモデルとみられます。最新型はベルケースが別パーツになっており、上半分の「フタ」で固定する形です。外見、内部のクッション厚などはほとんど変わりません。


NUKIHOUSEの小貫さん所有。



■model MB-5(定価:\81,900)
 MBのフライトケース。航空機に手荷物として持ち込み、キャビンに入れることができるようにコンパクトにできているケースです。

 材質:カーボン
 大きさ:中型だが比較的スリム。
 重量:3,200g(ホイヤーを入れて5,800g)
 持ち運び:縦置き、リュック形式、手提げも可能。ショルダー(肩掛け)は無し。
 使い勝手:小物入れが豊富で、ミュート、譜面台、マウスピースをはじめ小物の格納が充実しています。人によってはミュートと譜面台の代わりにステージ用の靴を1足入れるケースもあるとのこと。楽譜は背中側に入りますが厚さにして2mm〜3mm程度に抑えた方が良いでしょう。付属のマニュアルにも「あまりたくさん入れるな」と書いてあります。


↑当サイト管理者所有。入っているのはHans Hoyer 4801。


猫屋敷の主様所有。入っているのはAlexander 310MB。



■model MB-6(定価:\81,900)
 MBのフライトケース。航空機に手荷物として持ち込み、キャビンに入れることができるようにコンパクトにできているケースです。

 材質:カーボン
 大きさ:中型〜大型。
 重量:計測中。ちょっと重め。
 持ち運び:縦置き、リュック形式、手提げも可能。ショルダー(肩掛け)。
 使い勝手:MB-5よりひと回り大きい分、各種小物入れスペースはさらに充実。かなり大型の楽器でもしっかり固定できます。価格はMB-5と変わらないので、用途などによって選ぶとよいと思います。


NUKIHOUSEの小貫さん所有。銀座ヤマハにて購入。



■Natural horn case (with detachable compartment for crooks)
 MBのナチュラルホルン用ケースです。まず普通のモダンホルン奏者の方には縁が無いと思われます(笑)。写真を見てコメントを読む限り、さすがMBだけあって実用的な構造をしています。小型〜中型の楽器が色々と入るのは便利ですね。使用者ご本人は非常に満足していらっしゃるとのことです。
 ナチュラルかウィンナも吹いてモダンも吹くよ、という方には最適なケースではないでしょうか。私もウィンナホルンを入手したら必要になるのでしょうかねぇ…。

 材質:黒色ナイロン生地セミハードケース。クルークケースはファスナーで脱着可能。
 大きさ:サイズはヤマハのフレンチホルンがピッタリ。巻きの大きいナチュラルホルンとウィンナホルンは少し窮屈ですが、何とか入るそうです。クッションの場所を移動できるのが便利とのことです。
 重量:クルークケースの目方ぶん、少し重く感じるとのこと。クルークケースを取り外せば普通の重量に感じるそうです。
 持ち運び:縦置き、リュック形式、手提げ。ショルダー(肩掛け)は無し。
 使い勝手:クルーク袋9枚、長四角の袋、大中小各1枚、マウスピース2本入る袋ケース1個、パーテーションクッションが3個。付属の小物には全てマジックテープが裏に縫い付けてあります。とても便利とのこと。
 その他:ロゴ入りクロス1枚付属。




↑ウィニーさん所有。入っているのは…。ヤマハのモダンホルンとウィンナホルン、そしてナチュラルホルン。

【BAGS】
 ドイツのメーカー(らしい)のケース。トンプソン・エディションとソックリなのはナゼでしょう。それはともかく、作りは頑丈で、若干重いものの、なかなか信頼できるケースだと思います。国内の楽器店でも取り扱っているところが多いので、比較的入手しやすいケースです。価格はギャラックスとほぼ一緒。重量と大きさの面からギャラックスを購入する人が多いようですが、個人的にはBAGSの方が入れていて安心だと思います。

■ベルカット用ケース
 特徴はワンピース用と同様、丈夫でやや大きく、重めです。クッション部分が厚めで、大抵の楽器は入ると思います(Galaxの普通のケースに入らなかったリコキューンのB♭シングルも入りました)。

 材質:調査中
 大きさ:中型。
 重量:不明。ちょっと重め。
 持ち運び:リュック形式、ショルダー、手提げ。
 使い勝手:背負った時にマウスパイプが入ってる部分が左側に飛び出るのとそのせいでバランスが悪くなるのがやや難点。




↑リコキューンB♭シングルの画像を提供していただいた、ぴーさん所有。入っているのはMonnig(メーニッヒ)834/4。

■ワンピース用ケース
 非常に頑丈。しっかりした作りです。リコキューンは巻きが大きいのですが、何とか入ります。重量は結構あり重いですが、これ一個で保管と持ち運びに使えます。価格はギャラックスと同じ程度です。

 材質:調査中
 大きさ:比較的大型。
 重量:3,000g(キューンを入れて5,600g)
     (参考:キューンのハードケースは2,600g)

 持ち運び:リュック形式、手提げ、ショルダー(肩掛け)。
 使い勝手:


↑当サイト管理者所有。入っているのはRicco Kuhn W2931。

※他のモデルの画像募集中。
プロテック
 肉厚のクッションによって楽器を保護する仕組み。かなり容量が多く、大型の楽器が入ります。ただしMB等が材質や構造面で軽量化、コンパクト化が図られているのと比べると、構造に若干ムダを感じます(クッション部が多い)。なお、ベル収納部分はコーン・ホルトン・アレキサンダーのベルリングに合わせてあるため、ヤマハや細ベルタイプのベルは改造が必要とのことです。

■ベルカット用セミハードケース
 材質:調査中
 大きさ:大型。
 重量:4kg程度。
 持ち運び:リュック形式、手提げ。
 使い勝手:背面に楽譜、手前に小物が入りますが、内部には一切小物が入りません。楽器の出し入れは大型なので比較的簡単です。反面、アレキサンダー103などの小型の楽器はホールド製が弱まるかもしれません。


猫屋敷の主様所有。入っているのはAlexander 310MB。



■ワンピース用セミハードケース
 比較的大柄な楽器向け。コーン8Dが基準ではないか、とのこと。外見も見るからに大きそうです…。


猫屋敷の主様所有。ジャルディネリ通販で購入(本体$149)。入っているのはYHR-863。


※他のモデルの画像募集中。
【ギャラックス】

■ウルトラケース:(定価:\39,900)
 日本で最もユーザーが多いと思われるケース。メーカー(企画)は日本のようだが、製造は台湾or中国とのこと(詳細不明)。MBのMB-1のコピー製品とされています。硬質グラスファイバー製で、全体としてはそれなりの強度を保っています。アレキサンダー103などの小型の楽器なら価格面もあり手ごろと思われます。ただし大型の楽器は入らないので、無理に押し込むと楽器が歪む恐れがあります。かならず購入前に楽器を持って行って、入れて確かめましょう。
 なお、MBと異なり緩衝材のスペースがほとんどないため、もし強い衝撃が加わると楽器本体にまでダメージが行く可能性はMBケースよりも大きいと思われます。
 楽器店のスタッフによると、音大生などは最初ギャラックス製品を使い、大体2〜3年でガタが来てMBに買い換えるとのこと。アマチュアならもうちょっと長期間使えると思います。多くの楽器店では、楽器本体の購入時のサービス品だったりします。また、ケースの新機購入時の価格は3万円程度なのが一般的のようです。

 材質:硬質グラスファイバー製
 大きさ: ・大きさ:縦約40cm×横約45cm、小型・軽量・コンパクト
 重量:2,300g
 持ち運び:手提げ・ショルダー&リュック式(リュック・ショルダー共ストラップ(取り外し可)
 使い勝手:ベルカット用。内部に三角の小物入れ、ケース前面に小物入れ(ファス ナー付)、背面にもファスナー付の収納部があり譜面なども入ります。ベル収納部の クッションはマジックテープでベルに合わせて移動できます。


おもちゃ箱」管理人 のみさん所有。ありがとうございます。

Altieri(アルティエリ)
 非常にソフトで、ぱっと見、何かあったら危険な感じ。しかし、フワフワなので、空気でショックを緩和するイメージか。ちょっとしたぶつけ方ならケースの空気がショックを吸収してくれそう。

※画像募集中。
Reunionblues(ラニオンブルース)
※画像募集中。
Thompson Edition(トンプソン・エディション)
 ホルン奏者のデイヴィッド・トンプソン氏がプロデュースしたというブランド。所有者のひとみんさんによると、肉厚のクッションで「クッションにうずめる」ような感覚で安心感があるとのこと。ただし、GALAXなどと比べるとちょっと重いとか…。

 私(当サイト管理者)は実物を見たことがないのですが、デザイン・構造・ロゴの位置までBAGSのものと一緒に見えます。BAGSの方がトンプソンのコピーなのでしょうか?疑問です。なお、トンプソンは国内の楽器店で店頭に置いてある所はほとんどありません。ひとみんさんは、個人輸入でオフィシャルサイトから直接、購入されたとのことです。
 私(当サイト管理者)としては、写真だけですが、見た感じなかなか良いケースだと思います。ただし実物を見て入れてからでないと不安で…。楽器が確実に歪まないで入るという確証が得られれば、割と良いケースなのかもしれません。

 材質:
 大きさ:
 重量:
 持ち運び:リュック形式、手提げ、ショルダー(肩掛け)。
 使い勝手:ベルカット用。マウスピースが2本収納できます。小物入れがベル収納側のフタ裏についているほか、背面に楽譜が入ります。

※当サイト管理者注:トンプソンやBAGSは、本体とベルの間に軸に固定された柔らかい板状の布が入ります。私のホイヤー4801のように厚みがある楽器だと、フタを締めた時にその板にFの1番管が押されて1cm程度歪むことがありますので、必ず実物に楽器を入れてみることをオススメします。MBやギャラックスは固定されておらず材質もソフトなので圧迫することは少ないと思われます。


ひとみんさん所有。入っている楽器はおそらくYHR567GDB。アクセサリがかわいいですね。

参考サイト→池野 徹氏のWebサイト
JA
 ※画像募集中。ハンスホイヤーブランドを抱えるドイツの楽器メーカーの製品。
Accord
 ※画像募集中。

 クロアチア製のカーボンファイバーのケース。ヘビ柄で不気味ながら鮮やかでカッコイイケースです。新大久保の山野楽器などで見ることができます。しかし使っている人を見たことがありません。ワンピース用オンリーのラインナップのようです。しかし高い!高いったら高い!ちなみにヴァイオリンのケースも作っています。所属していたオケにエキストラで来ていたヴァイオリン奏者が持ってました。

■Ultra Light Safari 3D:ワンピース(\189,000)

■Hybrid Black:ワンピース(\105,000)


【CCシャイニー(C.C.Shiny)ケース】
※画像募集中。

 全く同じメーカーが流通経路により、C.C.Shiny と Eastman (イーストマン) の両方の名前を持っているとのこと。詳細は調査中。ワンピースのみのラインナップのようですが、コストパフォーマンスはなかなか。カーボンはなぜか「ベコベコ」言うので、強度には若干不安が残ります。ケースは比較的小型なので、コーンやハンスホイヤー、リコキューンは入らないことが多いです。
【ワイテック】
■ベルカット用ケース(約31,000円)
 海外製と思われるケースです。ブランドを表すラベルも何も無いため、詳細の把握が難しい状態です。マイナーなメーカーと思われますが、私の周囲にも何人か使っている方がいます。そういえば、大トトロさんのページにも記事がありました。

 材質:ナイロン、カラーは青、赤、緑、黒、茶から
 大きさ:大きめ。縦が40cm、横が50cm程度。内径は35cm程度。
 重量:楽器込みで4.1kg。
 持ち運び:リュック形式、手提げ、ショルダー。
 使い勝手:内部は小物を入れるスペースは無い。ケースの外側に三角形の小物入れ付き。マウスピースは1本収納可能。

 その他:パーテーションクッション付き。クッションの裏にはテープが付いており、ケース内部に沿わせて貼り付けるだけ。



リコキューン使いのしすたーさんご提供。
ウォルト・ジョンソン
Osmun Music(オスマン ミュージック)
Jakob Winter(ヤコブ ヴィンター)

■GigBag JW9085
 材質:
 大きさ:ややゴツめ
 重量:約4kg
 持ち運び:
 使い勝手:ギャラックス、MBに比べるとややゴツめの印象 リュックにしたときの背中の部分に楽譜を収納できます。小物類はほとんど収納できない状態とのこと。ストラップをつければショルダーにできます。


【クンビア】\42,000
■タイトル
 ああああ
■タイトル
 ああああ
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 ああああ
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 ああああ
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