ドイツ、オーストリア旅行記(計画編)

2007年の年頭。管理人が初めての海外旅行に行きました。その旅の記録です。

海を越えたい

もともと、私は別に日本以外の国に興味は無く、学生の頃に両親が「海外行ってみれば?」と言われても何とも思わなかったのですが、リコキューンとの出会いなどから、海外の国という存在を意識するようになりました。

これに加え、お世話になっている工房から「今度リコキューンの工房を訪問してみない?」と言われたこともきっかけの一つでした。旧東独エリアは英語が通じにくいので、ドイツ語で日常会話レベルをマスターしてから旅行に行きたい、とも思いました。

語学の勉強

私が軽く英語程度を話せればよかったのですが、不勉強がたたって英語力は全くありません。それに、もともと私は海外を旅するなら最低限は現地の言葉を話さないと失礼、という思いも強くありました。また、ドイツ語圏を旅するならドイツ語を話してコミュニケーションしてみたい、という気持ちも強くありました。

しかし、どこでドイツ語を学べば良いのでしょうか。よく見かけるNOVA?イーオン?全く検討が付きません。

そんな中、学生時代にアルバイトをしていた学習塾のメンバーで忘年会がありました。そこで同僚だった方に上記の旨を話したところ「知り合いのドイツ語の教授に良い学校を聞いてみますよ」とのこと。後日、

ドイツ語学院 ハイデルベルク

Goethe-Institut Tokyo

の2つのいずれかで学べば、ドイツでもそこそこ認められるでしょう、と教えてくれました。

私は学費やスケジュールをよく比較した結果、代々木にあるハイデルベルクに通うことを決めました。同校は、メールでの問い合わせに非常に丁寧に対応してくれたのが印象的でした。

通学から2年目に突入した2006年秋、語学クラスのメンバーが「2007年始に旅行に行く予定だ」と言ったのを聞き、一人で行くというので、私も一緒に行くことにしました。

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いざ計画

私は当初、現地で完全フリーのJTBなどの個人ツアーを考えていましたが、語学仲間と計画するうちに、HISでチケットを手配し、ホテルは別途に手配しようということになりました。まずは目的地。

結局、ウィーン:Wien(オーストリア: Osterreich)、フランクフルト:Frankfurt(ドイツ:Deutschland)の2カ国に行くことに決定しました。航空機は、ルフトハンザ ドイツ航空、フランクルト経由のウィーン行きです。

私は1/3〜1/11までの7泊9日、友人は仕事のため1日早く帰国することになりました。初海外旅行で、1日は一人で過ごす!かなりドキドキでした(笑)。

しかし、計画を進めるうえで困ったことが。フランクフルトは、年に何度も大規模な「メッセ(見本市)」を開催しています。この時期は、市内のホテルが何と3〜4倍の値段になるんです。一泊60ユーロのホテルが、一定の期間中は平気で300ユーロとかに値上がりする。正直、フランクフルト経由にしたことを後悔しました(笑)。しかし、これも経験。

結局、電車(S-Bahn:近郊列車)で40分ほど離れたMainzという街に宿泊することにしました。マインツのホテルは高めですが、街の治安もよいとのことで安心しました。

支度が大変

さて、旅程が決まったらあとは支度。しかし困りました。我が家には海外旅行用品が一切無いんです。スーツケースすら無い!何が必要なのか、誰にも聞けない。治安は?対策は?

幸い、海外経験が豊富な知り合いに出会うことができ、初歩的な質問からはじめ、片っ端から色々と聞いて教えてもらって調べてみた。自分なりの持ち物リストを作ってみた。

足りないもの…片っ端から買い揃えた!旅行者として目をつけられないための安物時計(CASIO 1000円)、スーツケース(JTBトラベランド セルフラップLサイズ)、タイツ、耳当て、シェーバー、洗剤、携帯ハンガーなどなど。ついでにデジカメも買い換えようかと思ったが(手ぶれ補正が無いIXI300なので)、結局は腕でカバーすることにした。

財布はadidasひも付き、ウエストに止められるもの、シークレットベルト、乾燥防止のローション、リップクリーム、ホッカイロ、新婚さんからもらった日本食のインスタント非常食、OK!あとは朝起きてパジャマを突っ込むだけだ!

さあ、あとは出発の朝の目覚めを待つだけになりました。

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